NIPPON Kichi - 日本吉

記事数2件: 1~2 件表示          

2007/11/8


本塩沢 Honshiozawa 

Jp

 「本塩沢(ほんしおざわ)」は、塩沢紬とともに新潟県塩沢地方の代表的な織物で知られる。
 本塩沢の製造が始まったのは江戸時代中期といわれ、越後縮(えちごちぢみ)のように織物の表面に現れる凹凸、つまりシボのある麻織物の技術・技法を絹に生かした絹縮(きぬちぢみ)が原型だといわれている。
 本塩沢は経糸(たていと)と緯糸(よこいと)共に生糸のお召し糸を使っており、「塩沢お召し(しおざわおめし)」の名で広く知られるようになった。お召し糸とは撚り(より)をかけたもので、経糸には一メートルあたり三五〇回、経糸には一八〇〇回の撚りを掛けたものをいう。この糸で織り上げたあと、水洗いをして糊や汚れを落とした生地を、ぬるま湯の中で何度も揉み出し、見事なシボの立った絹織物が誕生する。
 シボのある生地は着崩れせずに体に馴染み、それでいて適度な張りもある。涼やかな感触であるため単衣としての人気もあり、盛夏用の夏お召しも作られている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/5/22


山梨 塩沢寺 Yamanashi Entaku-ji 

Jp

 塩沢寺は山梨県甲府市湯村に位置する真言宗智山派の寺院である、山号は福田山。
 大同三(808)年、弘法大師空海がこの地に霊験を感じ地蔵菩薩を彫り、安置したのが始まりとされ、天暦九(955)年に空也上人の手により開山された。
 本尊は石造地蔵菩薩座像、本殿の地蔵堂は国の重要文化財に指定されている。
 境内には舞鶴の松と言われる県指定の文化財や、日本最北端と言われる白樫の自然林が広がり、美しい緑を見せている。
 毎年2月13日の午後0時から14日の午後0時までの24時間、厄除け地蔵尊祭が行われる。地蔵菩薩がこの日一日だけ耳を開いて願いを聞くと言われ、十万人もの人が訪れ賑わう大祭である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数2件: 1~2 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter