NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/14


重箱 Jyubako Jubako Lunch Boxes

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 形は四角い物が一般的で、円形や八角形のものもある、二重・三重・四重・五重に積み重ね、食べ物を入れる箱。正式には、四季を表す四段重とされる。今日では、主に正月におせち料理を入れたり、花見や運動会などで弁当を入れる事に使われている。
 起源としては、中国の食籠(じきろう)が、伝わったものと考えられるが、室町時代の文献に、既に重箱の記述を見る事が出来る為、その歴史はかなり古いと考えられる。しかし、庶民に普及したのは江戸時代で、1610年に本格的に重箱が製造されてからである。そして、武家や大名の間では、狩りなどに出掛ける時に使用されていた。また、漆塗りや蒔絵の豪華な物も作られ、伝統工芸品として現在に伝えられている。
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2007/10/9


尾鷲わっぱ Owase-wappa Owase Wappa

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 尾鷲わっぱ(おわせわっぱ)は、三重県尾鷲市に伝わる伝統工芸品である。
 江戸時代初期から、弁当箱として庶民の間で広く愛用されていたとされる。
 尾鷲のある紀伊の国は、木の国とも言われ、古くから良質の木材の産地として知られていた。
 この地方の良質のヒノキを利用して作られてきたわっぱは、その頑丈さと、ヒノキや漆に殺菌効果があり、またわっぱの形状が蒸気を外に出す働きがあるので、夏でも食品が痛みにくく、冬は冷めにくいという特色から弁当箱として親しまれてきた。
 機械化が難しく、45工程にも及ぶ行程を経て全て手作りで作られる品で、大変丈夫で何十年も使用できる。
 尾鷲わっぱは、美しく堅牢で、独特の風合いを醸し出す、伝統の弁当箱である。
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井川メンパ Igawa-menpa Ikawa Menpa

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 井川メンパ(いがわめんぱ)は、静岡県静岡市井川に伝わる伝統工芸品である。
 メンパというのは、山仕事に愛用された弁当箱の事で、今でも山の必需品として多くのファンに支持されている。
 井川メンパの特徴は、天然漆の美しい光沢と、詰めた食べ物が冬暖かく夏は腐らない事で、メンパに詰められたご飯を食べれば、現代的な弁当箱にはない、ほのぼのとしたおいしさを味わう事が出来る。
 起源は定かではないが、鎌倉時代から作られていたと言われている。室町期に井川は金山で栄え、そのために水替えの杓や曲桶の需要があったため、曲物の技術が修練された。のちに農家の副業として販売されるようになったとされている。
 井川メンパは、全て国内産天然ひのき材、本漆仕上げで作られた、伝統の弁当箱である。
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2007/7/12


博多曲物 Hakata-magemono 

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 博多曲物は、福岡県福岡市にて造られる木工芸品であり、県知事指定特産工芸品となっている。
 博多曲物は、応神天皇(八幡宮)誕生の際、胞衣を納める木箱を作った事に始まるといわれる。
 それが筥崎八幡宮の氏子の家に代々伝わり、儀式に使われる祭具や奉納品にされたという。
 また、飯櫃や弁当箱、茶櫃など生活用品を中心として作られ、現在でも人々に親しまれている。
 博多では子どもが三歳になると、松竹梅や鶴亀などの絵が描かれた曲物で、御祝いの食事をするともいう。
 曲物は、スギやヒノキの薄い板を、湯につけて曲げ、板の端をサクラの皮でとじあわせる。
 板の木目と板をとじたサクラの皮のバランスが美しく、ほのかに木の香りがするのが特徴である。
 博多曲物は、今でも博多の人々に愛される、実用工芸品である。
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2007/5/22


金山元太 Kanayama Genta Genta Kanayama

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 1964年生まれ。デザイナー。2004年(株)gennta designを、金山千恵氏と共に設立。
 風呂敷とバッグを組み合わせた「FUROSHIKI‐BAG」のほか、縦型のティッシュケース「DUENDE TISSUE CASE STAND!」等の雑貨、家具、住宅設備などのプロダクトデザインから、グラフィックや空間デザインまで、さまざまな方面でのデザイン活動を行っている。
 特に「FUROSHIKI‐BAG」では、開発の課程を千恵氏のブログにて発表。四国での法事に配るお弁当を持ち帰るためのものをきっかけにデザインを始めたことや「風呂敷だけど、風呂敷に見えない風呂敷」をコンセプトに開発を進めたことなど、様々なエピソードも発表している。
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2007/4/10


大館曲げわっぱ Oodate-mage-wappa 

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 大館(おおだて)曲げわっぱは秋田県大館市近郊に伝わる木工品で、経済産業大臣指定の伝統工芸品である。
 江戸時代初期に佐竹藩藩主、佐竹義宣により領内の森林資源を用いた特産品として作られた。
 江戸時代の生産体制は武士の内職が主であり、農民には年貢の代わりに樹を収める制度があった。
 水につけて柔らかくなった杉板を曲げて加工したもので、強度と弾性に富み、抗菌性、通気性に長けていることから弁当箱、米びつ、水差しなどが作られた。美しい木目から、近年ではインテリアなどの加工品も作られている。
 製作には熟練の職人技を要し、修理をすれば百年持つとも言われる伝統の工芸品である。
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2007/2/28


粟野春慶塗 Awano-syunkei-nuri Awano Lacquer Ware

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 粟野春慶塗は、岐阜県の飛騨春慶、秋田県の能代春慶とともに日本三春慶に数えられる伝統漆工芸である。
 その歴史は春慶塗のなかでも最古で、室町時代中期延徳元(1489)年に、稲川山城守源義明が現在の城里町粟で始めたと伝えられている。
 素材は檜の中で一番硬い石檜を用い、木取りをし、かんながけの後、ウツギの木による木釘で組み立てていく。
 表面の磨きには、トクサを使い、檜材の木目を生かしながら大子産の漆を塗っていく。
 透明度を高め、美しい色を出すために漆に梅酢を加えるのが特色で、製品には、盆・重箱・弁当箱・硯箱等がある。
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2007/2/20


杵築雛 Kitsuki-hiina 

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 杵築雛(きつきひいな)は、大分県杵築市にて大切に保管されているひな人形達の事である。
 この地ではなぜか、雛を「ひいな」と呼ぶ。この言葉には、雅言葉独特の美しさが感じられる。
 毎年、ひな祭りの季節になると、藩主松平家ゆかりの古今びなや、「きつき城下町資料館」のひな、「杵築ふるさと産業館」の愛らしい竹ひな、商人の雛人形、地元婦人会の手作りびななど、多彩な雛人形が公開される。
 250年前の雛人形から現代風雛人形まで20数か所の家で展示され、座敷に上がって鑑賞することが出来る。
 また期間中、特別に用意される特産のカキを使ったカキ焼き、ひいな膳・ひいな弁当なども、訪れる者の舌を楽しませてくれる。
 杵築ひいなは、見ているだけで豊かな気持ちになる人形である。
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