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田代平(たしろたい)湿原は青森市の東の外れ、八甲田山麓にある。もとは約二百万年前の火山活動で出現したカルデラ湖だったが、湖水堆積物とその後の八甲田火山の噴出物で埋めつくされた。現在は三つの木道が整備されているため歩きやすく、一時間ほどで周遊できる。
一帯はさまざまな植物が群生し、湿原は市の天然記念物に指定されている。六月中旬にはレンゲツツジが朱橙色の花で夏の到来を告げ、六月下旬から七月上旬にかけてはニッコウキスゲが辺り一面を黄色に染める。ほかにもヒメシャクナゲ、ワタスゲ、ネバリノギラン、ウメバチソウといった高山植物が咲き誇り、ハイカーやトレッカーを楽しませている。酸ヶ湯方面に比べて人出は少なく、意外な穴場でもある。
一帯はさまざまな植物が群生し、湿原は市の天然記念物に指定されている。六月中旬にはレンゲツツジが朱橙色の花で夏の到来を告げ、六月下旬から七月上旬にかけてはニッコウキスゲが辺り一面を黄色に染める。ほかにもヒメシャクナゲ、ワタスゲ、ネバリノギラン、ウメバチソウといった高山植物が咲き誇り、ハイカーやトレッカーを楽しませている。酸ヶ湯方面に比べて人出は少なく、意外な穴場でもある。
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