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一面に続く緑の穂、その真ん中に設えられた遊歩道。佐賀県背振山地には、「九州の尾瀬」とも評される雄大な景色を持つ湿原がある。
この樫原湿原は、8ヘクタールもの面積を持ち、北九州において最大級の湿原である。花崗岩を主として構成される丘陵地の中にあり、盆地であることから、微粒子の土壌が流入し粘土層を形成していったと考えられている。
ミツガシワ、トキソウ、サギソウといった貴重な湿原植物、約60種が確認されている。それぞれが季節ごとに咲き乱れ、いつ訪れてもその様子を楽しめる。また、日本で最も小さなトンボとして知られるハッチョウトンボも観察できる場所でもある。
1976年には、佐賀県自然環境保全地域に指定され、九州有数の湿原植物、湿原昆虫の宝庫として手厚く保護されている。
この樫原湿原は、8ヘクタールもの面積を持ち、北九州において最大級の湿原である。花崗岩を主として構成される丘陵地の中にあり、盆地であることから、微粒子の土壌が流入し粘土層を形成していったと考えられている。
ミツガシワ、トキソウ、サギソウといった貴重な湿原植物、約60種が確認されている。それぞれが季節ごとに咲き乱れ、いつ訪れてもその様子を楽しめる。また、日本で最も小さなトンボとして知られるハッチョウトンボも観察できる場所でもある。
1976年には、佐賀県自然環境保全地域に指定され、九州有数の湿原植物、湿原昆虫の宝庫として手厚く保護されている。
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