NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/9/8


大智院の節分豆まき式 Daichi-in-no-setsubun-mamemaki-siki 

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 大智院(だいちいん)の節分豆まき式は、愛知県知多市南粕谷本町の大智院にて、毎年2月3日の節分に行われている行事である。
 大智院は、真言宗智山派の寺である。創建は文明二(1470)年で、本尊として聖観世音菩薩、前立馬頭観世音菩薩を祀る。知多西国三十三観音巡礼第18番札所とされている。「めがね弘法」として名高く、毎月第2日曜日には、めがね弘法の縁日が行われている。
 豆まき式では、女性は打掛、男性は陣羽織を着て、「福は内、鬼は外」と本堂一杯に豆をまく。当日は露店も盛大に並び、参詣者には福桝(ふくます)、福豆、開運のお守りなどが授けられる。毎年数千人の参詣者が訪れるという。
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2007/7/30


本成寺 節分鬼踊り Honjou-ji Setsubun-oni-odori 

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 節分鬼踊り(せつぶんおにおどり)は、全国で行なわれている節分豆まきの行事と同じく、法華宗総本山本成寺で行なわれる節分行事の一環である。
 本成寺は山号を長久山と号し、日蓮大聖人の法孫、日印尊聖人によって永仁五(1297)年に開創されたと伝えられる歴史の長い寺で、地元民のみならず、全国の信徒の信仰も厚い。
 行事では、鋸・斧などの刃物をふりかざす赤・緑・黄・青・黒の鬼どもと三途川婆(そうずかば)を、その年の年男、年女が豆を投げて退散させ、一年の平和と安全を祈る。
 豆を投げられて本堂から逃げ出した鬼どもは、境内にある「鐘楼堂」に逃げ込んで、鐘を撞いて改心するのだという。
 戦国時代に、戦乱に乗じた略奪兵を、本成寺の僧侶と農民達が力を合わせ退散させたという古事にのっとって行なわれたのが「鬼踊り」の起源だとされている。
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2007/5/29


立夏 Rikka Rikka

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 立夏(りっか)は、1年を24に分割した二十四節気の1つで、毎年5月6日頃の事である。
 天文学的には、太陽黄経が45度の時で、この日から立秋の前日までが夏となる。春分と夏至の中間にあたる。
 新緑の季節で、九州では麦が穂を出し、北海道では馬鈴薯や豆の種まきが始まる。
 この時期、農家では田植えが始まり、畦(あぜ)では蛙が鳴き始め、さわやかな風を受けて鯉のぼりが大空に舞う。
 カレンダーには、夏が来たという意味の「夏が立つ」などと記載されている場合もある。
 立夏の頃は、気持ちの良い風が吹き、晴天が続くので外に出ることが楽しみな時期である。
 立夏は、大地が草で覆われ木々が青々と繁り、徐々に太陽の日射しが肌を刺す日が多くなっていく、夏が始まる日である。
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2007/5/8


金持神社 Kamochi-Jinja Kamochi Shrine

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 金持(かもち)神社は、鳥取県日野郡日野町金持にある神社である。祭神は、天之常立尊、八束水臣津努命、淤美豆奴命とされる。
 弘仁元(810)年、出雲国の神官の二男が、伊勢神宮参拝のためこの地を通りかかったところ、お守りとして身につけていた玉石が急に重くなり、この地に宮造りしたといわれている。
 金持郷は、昔、黄金より勝ると言われた「玉鋼」の産地で、鉄のことを金と読んでいた事から、金の採れる谷を多く持つ郷「金持」と呼ばれたと伝えられる。
 全国でも一カ所しかない名前の神社であり、お金持ちになりたいという人が多くお詣りに来る。
 境内には、鳥取県銘木100選中、サワラ、チャンチンの2本があり、共に樹齢600年位と云われている。
 金持神社は、珍しい縁起の良い名前を持つ神社である。
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2007/5/2


岡本焼 Okamoto-yaki 

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 香川県の岡本焼は、古くから農家の副業として焼かれてきた素朴な焼き物である。この豊中町岡本地区では、近くで良質の粘土が採れる。
 もともと自分たちが日常につかう土鍋や鍋、豆炒り瓦など生活雑器が中心で、俗に「ほうろく」といわれる800度から900度で低温焼成されたうす赤茶のあたたかい色味の土器である。
 かつては、「ほうろく売り」と呼ばれた行商人が、製品を荷車に積み、雲辺寺山を越えて、遠く徳島まで売り歩いた。
 讃岐の醤油豆を煎るのにつかう「おくどさん」やほうろく焼に使う広くて浅い皿。
 明るくのんびりとした姿は、まるで瀬戸内の穏やかな日差しの中にいるような印象である。
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2007/2/23


有馬人形筆 Arima-ningyou-fude Arima Doll-Brushes

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 神戸の有馬町に古くから伝わる伝統工芸品、「有馬人形筆」。ちょっとしたからくりが楽しい筆だ。
 特徴のひとつは、筆軸に色とりどりの絹糸が巻かれ、美しくかがられていること。もうひとつの魅力は、筆を持って文字を書こうとすると、軸の先からピョコンとかわいい豆人形が飛び出し、筆を寝かせると人形が軸の中に隠れてしまうところ。
 このようなからくり筆は全国で唯一のものであり、有馬温泉で観光土産として好評だ。また、遠方からの注文もあるほどの人気を集めている。
 昭和四五年の万国博覧会では地方民芸館に出展し、入選作品となるなど、高い評価を得たという。現在では、「灰吹屋西田筆店」でしか作られていない、貴重な民芸品である。
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2007/2/19


十五夜 jyuugo-ya Jugoya, The 15th Night

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 旧暦の8月15日を指す、団子、芋、すすきなどを供えて月見をする行事。中秋の名月。
 中国の中秋節が起源といわれる。日本には平安時代に渡り、宮中での行事となり「観月宴」や「月の宴」と呼ばれ月を眺めて詩を作り雅楽を奏でて楽しんだと言われる。
 民間では「芋名月」とも言われ、秋の収穫物であるだんご、里芋、栗、柿などを供えて豊作を感謝した。
 一ヵ月後の旧暦9月13日は「十三夜」であり、豆や大豆を供えることから「豆名月」とも言われ、十五夜と十三夜両方の月見をしないことを「片月見」として縁起の悪いものとされた。
 地方によってはこの日に、お供え物や畑のものをとってもよいと言う祭があり、秋祭り、収穫祭として広く親しまれている。
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