NIPPON Kichi - 日本吉

記事数2件: 1~2 件表示          

2008/9/8


鯛まつり Tai-matsuri 

Jp

 鯛まつりは、愛知県知多郡南知多町豊浜にて毎年7月中下旬の土日に行われている祭りである。祭りでは、長さ10~18mの竹と木の骨格に白木綿を巻いて作った大小の鯛5匹が若者達にかつがれ、街中や海を練り回る。
 起源は江戸時代からで、最初の祭りのだし物はイノシシであった。その時々の思いつきで一年、あるいは数年おきに象、牛、虎、兎などが造られて使用されていたため、「思いつき」と呼ばれていた。
 明治一八(1885)年ころ、祭礼に興を添えようとハツカネズミの張りぼてを造ったのが今の形態のはじめで、その後魚類になり、大正初期に「大鯛」に、昭和初期には胴内ではやしながら海に泳がせるようになった。
 鯛まつりは、そのユニークさで全国的に名をはせ、外国の切手にもなった勇壮な海の祭りである。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2008/5/12


猪口 Choko Choko (sake cup)

Jp En

 猪口(ちょこ)とは、日本酒を飲むときや、蕎麦を汁につけるときなどに使われる陶製の小さな器のことをいう。
 名称の由来は、本膳中の中付けの小器「猪口(ちょく)」が転じた言葉や、猪の口(鼻)に似て上が開き下が窄んだ形に見えるから、という説がある。
 日本酒を燗(かん)にする時は、お猪口に注いだ時の温度を考えて温める。徳利(とっくり)で40度の「ぬる燗」にまで温めて猪口に注ぐと、ちょうど35度の「人肌燗」くらいになる。その他、温度によって「日向燗(ひなたかん)」「涼冷え」「花冷え」などの風情ある呼び名がある。
 また、蕎麦猪口の模様には石垣文、唐草文をはじめ、色々な柄がみられ、小鉢など別の用途でも幅広く利用される。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数2件: 1~2 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter