NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/12


鈴田滋人 Shigeto Suzuta Shigeto Suzuta

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1954年6月、佐賀県鹿島市生まれ。染色作家、日本工芸会正会員。
 大正以後途絶えていた「和更紗」(わさらさ)のひとつ、「鍋島更紗」の復興に尽力した父、照次の後を継ぐ。
 「鍋島更紗」は和更紗のなかでも唯一、木版や紙型を使用して染色する独特の技法が有名で、格調高い作風が特徴。滋人は父が復興した技法を守りながら新しい作風を構築し、第45回日本伝統工芸展でNHK会長賞を受賞するなど、各方面で高い評価を得ている。
 自身の工房で染織物の制作に注力するかたわら、「殺伐とした世相に潤いを」と父が考案した、「のごみ人形」にも精を傾けている。この人形は干支の動物などをモチーフにした素朴な土鈴で、その小ささと可憐な色彩が好まれ、マスコットとして人気がある。1963年、2001年の2度にわたって、年賀切手のデザインにも採用されている。
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