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大西勲氏は昭和十九(1944)年6月30日生。平成14年漆塗りを主とする漆芸技法、髹漆(きゅうしつ)の重要無形文化財の保持者に認定された。
大西勲氏は、鎌倉彫を学んだ後、昭和四十九(1974)年から赤地友哉(あかじゆうさい)に師事、曲輪造り(まげわつくり)を主とする髹漆の技法を習得した。
髹漆の幅広い技法のうち、曲輪造りは木材の薄板を環状に曲げ、個々の曲輪を組合わせて素地を形成するもの。大西氏は素地の造形から上塗り・仕上げに到る一貫した制作を取っている。その品格高い優れた作品が評価され、第4〇回日本伝統工芸展の文部大臣賞、第15回日本伝統漆芸展の文化庁長官賞など、数々の賞を受けている。
また、氏は漆芸技法の保存・伝承にも力を注いでおり、長年にわたり石川県立輪島漆芸技術研修所で後進の指導に当たっているという。
大西勲氏は、鎌倉彫を学んだ後、昭和四十九(1974)年から赤地友哉(あかじゆうさい)に師事、曲輪造り(まげわつくり)を主とする髹漆の技法を習得した。
髹漆の幅広い技法のうち、曲輪造りは木材の薄板を環状に曲げ、個々の曲輪を組合わせて素地を形成するもの。大西氏は素地の造形から上塗り・仕上げに到る一貫した制作を取っている。その品格高い優れた作品が評価され、第4〇回日本伝統工芸展の文部大臣賞、第15回日本伝統漆芸展の文化庁長官賞など、数々の賞を受けている。
また、氏は漆芸技法の保存・伝承にも力を注いでおり、長年にわたり石川県立輪島漆芸技術研修所で後進の指導に当たっているという。
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