NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/1/22


鷽(ウソ) Uso Uso (Eurasian Bullfinch)

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 鷽(ウソ)とは、雀くらいの大きさで、短い口ばし、オスの頬が薄紅色なのが特徴である。
 口笛を吹くときの口の形を表した「うそぶく」から、名前がついたとされる。
 鷽は、短くて太い口ばしを使い、木の葉や木の実などのほか、昆虫やクモなどを食べる。特にサクラやウメなどのつぼみが膨らむ頃、果樹の花芽を好んで食べるようになる。
 果樹の花芽を食べることによって、多すぎるつぼみを適度に摘んで間引きの役目を果たし、実を大きくするための益鳥として果樹農家に大切にされていた。
 しかし近年では、鷽に食べられた果樹には花が咲かず、収穫に大きな被害を与えるとして、有害鳥獣としての対象になるときがある。
 九州の福岡にある梅で有名な太宰府天満宮では、鷽を大切にしており、参拝者が木彫りのウソを交換し、交換したウソの中にある金色のウソを見事手にした人は幸福が訪れるという「ウソ替え」という行事が現在でもおこなわれている。
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2008/1/15


桔梗(キキョウ) Kikyou 

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 「桔梗(キキョウ)」は、キキョウ科キキョウ属の多年草で、秋の七草に数えられる。日本全国をはじめ朝鮮半島、中国など、一種類が分布している。
 丈は50~100センチメートルで、山野の草地など日本全国で見かけられ、日当たりのよい場所に生育する。
 花は茎の先端につき、青紫の花びらは5つに分裂した広い鐘形で、初夏から秋にかけて星形をした可愛らしい花を咲かせる。
 最近の園芸品種では、草丈が低い鉢植えに適したものや、二重咲きのもの、花の色も青紫以外に白やピンクなどがみられる。また、つぼみが風船が膨らんだような形をしていることからバルーンフラワーという英名がある。
 桔梗の根は昔から薬草としても知られている。太い根茎は、水洗いをして細根を取り除き、乾燥させた物が漢方の桔梗根として使われ、また生薬としても有名で、咳や痰、気管支炎などに効能があるといわれている。
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2007/5/8


吾川のひょうたん桜 Agawanohyoutansakura Hyotan-zakura in Agawa

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 高知県吾川の山の斜面にひょろりと高く立つ、樹齢約500年、高さ約25m、根元周り8mのウバヒガンザクラ。つぼみが瓢箪の形に似ていることから「桜のひょうたん桜」、あるいは単に「ひょうたん桜」とも呼ばれている。桜の時期にはライイトアップされ、昼夜を問わず、その景観の素晴らしさにふれることができ、
 開花の前には、珍しい瓢箪型のつぼみが見られる。背の高い堂々とした桜の大木にまるで鈴なりの瓢箪がぶら下がるようであるのかもしれない。昭和28年1月、高知県の天然記念物に指定されている。
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