NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/12/14


重箱 Jyubako Jubako Lunch Boxes

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 形は四角い物が一般的で、円形や八角形のものもある、二重・三重・四重・五重に積み重ね、食べ物を入れる箱。正式には、四季を表す四段重とされる。今日では、主に正月におせち料理を入れたり、花見や運動会などで弁当を入れる事に使われている。
 起源としては、中国の食籠(じきろう)が、伝わったものと考えられるが、室町時代の文献に、既に重箱の記述を見る事が出来る為、その歴史はかなり古いと考えられる。しかし、庶民に普及したのは江戸時代で、1610年に本格的に重箱が製造されてからである。そして、武家や大名の間では、狩りなどに出掛ける時に使用されていた。また、漆塗りや蒔絵の豪華な物も作られ、伝統工芸品として現在に伝えられている。
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2007/5/31


霞城公園 Kajyou-kouen Kaijo Park

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 城下町である、山形県山形市にある「山形城」跡地にある公園。
 近年になり、城の復元に力を入れている。「山形市制100周年」には「大手門」が復元され、年に2回公開され、人気となっている。
 1356年に斯波兼頼が楯を築いたのが、最山形城の最初といわれる。その後、子孫の最上義光が1592年から約13年をかけ、改築を手がけ、現在の山形城の原型を作った。
 57万石の領地を持つようになった後、12人の城主が入部した。
 当時の建造物としては、石垣や堀が残っており、その面影を残す。
 また済生館と呼ばれる、城跡とは趣の違う洋風の建物などがある。
 現在は「桜の名所」としても知られシーズンには花見客などで賑わい、人々に親しまれている公園である。
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2007/1/19


桜 Sakura Cherry Blossoms (Sakura)

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 桜は、古来、木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)の霊木として、日本人の生活や心と深く関わってきた。日本を代表する花であり、単に花と言えば、桜のことを指す。また国の花にも定められている。
 実用的な関わりとしては、福井県鳥浜貝塚遺跡の縄文時代前期の地層から出土した弓の弦をかける部分を桜の樹皮で補強した物などが発見されている。また、桜の咲き具合で作物の種をまく時期を計ったり、豊作かどうかを占ったりもした。
 しかし桜は、鑑賞としての対象として重きを置かれ、春の花見は、国民的・民族的な行事となっている。      
 さらに葉が出るより先に花が咲くことや、咲き始めると短期間で満開になり、そして散っていくことから、その美しさとはかなさは、歌を詠む対象ともなり、また日本人の美意識精神性と重ねられて論じられることも多い。
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モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

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