剣岳 Tsurugi-dake
|
空を切り裂く剣のような鋭い岩峰をもつ剣岳(つるぎだけ)は、標高二九九九mの、北アルプスの山岳の中でも最も険しい山である。剣岳または剱岳と表記される。
その名のとおり鋭い山容で明治時代まで前人未踏の山と思われていた。ところが山頂には祠があり、その付近からは奈良時代後半から平安時代初期にかけての修行僧が置いていったとされる錆びた鉾(ほこ)や錫杖(しゃくじょう)が発見されたという。古来より信仰の対象になっていたことを物語っている。
人を寄せ付けない厳しい姿をしているが、一般の登山者でも登頂できる道が整備されている。それでも山頂付近は「カニのタテバイ・ヨコバイ」と呼ばれる、鋭い傾斜した岩がある。スリルと壮大なパノラマを目指す登山者達の憧れの山である。
その名のとおり鋭い山容で明治時代まで前人未踏の山と思われていた。ところが山頂には祠があり、その付近からは奈良時代後半から平安時代初期にかけての修行僧が置いていったとされる錆びた鉾(ほこ)や錫杖(しゃくじょう)が発見されたという。古来より信仰の対象になっていたことを物語っている。
人を寄せ付けない厳しい姿をしているが、一般の登山者でも登頂できる道が整備されている。それでも山頂付近は「カニのタテバイ・ヨコバイ」と呼ばれる、鋭い傾斜した岩がある。スリルと壮大なパノラマを目指す登山者達の憧れの山である。
- 住所
- 富山県中新川郡上市町
- 名前
- 剣岳