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2007/10/5


知立公園花しょうぶまつり Chiryuu-kouen-hana-shoubu-matsuri Iris Festival in Chiryu Park

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 知立公園花しょうぶまつり(ちりゅうこうえんはなしょうぶまつり)は、愛知県知立市西町神田の知立神社外苑・知立公園にて毎年5月25日~6月20日に開催されている祭りである。
 知立公園の花しょうぶは、昭和30年・32年・35年の3回にわたって明治神宮から下賜されたもので、明治天皇・皇后が愛した名品種60種類が植えられている。
 特に6月10日頃が見頃で、3万余株の花しょうぶが紫色や白色の見事な花を咲かせ、訪れる多くの人々の目を楽しませてくれる。
 また、まつり期間中には「こども写生大会」をはじめ、「知立公園花しょうぶを写す会」「からくり人形実演」「茶会」「短歌大会」「宝物展」などの行事が催されている。
 知立公園花しょうぶまつりは、見目鮮やかな美しい花祭りである。
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知立まつり Chiryuu-matsuri Chiryu Festival

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 知立(ちりゅう)は江戸時代に東海道三九番目の宿場町として、また交通の要衝として栄えた池鯉鮒宿(ちりゅうじゅく)があった。
 知立祭り(ちりゅうまつり)は知立神社の祭礼として、一年交代で本祭りと間祭り(あいまつり)が五月二日・三日に行われる。
 本祭りでは、5つの町から高さ7メートル弱、重さ5トンの豪華絢爛な山車が宿場町を練り歩く。
 また、山車の上で上演される人形浄瑠璃や人形からくりは、国の重要無形民俗文化財に指定されている。
 間祭りでは、花が咲き誇るように彩られた花車と、かわいらしい子供の奴道中(やっこどうちゅう)が市内に繰り出す。それらはピンク・紫・白などの色彩が目にも鮮やかでかわいらしい。
 知立まつりの伝統は町の人達を中心に、江戸時代から二五〇年以上経った今でも継承されている。
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秋葉まつり Akiba-matsuri Akiba Festival

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 知立神社(ちりゅうじんじゃ)は池鯉鮒大明神(ちりふだいみょうじん)とも呼ばれ、江戸時代には東海道三社のひとつに数えられた。境内には室町時代に建てられた多宝塔(国指定重要文化財)をはじめ、舞楽面、能面、獅子頭面などの貴重な文化財が多数残されている。
 知立神社の祭りはいくつかあるが、毎年九月に行われる「秋葉(あきば)祭り」は、敷地内に鎮座する秋葉神社の例祭である。春の知立神社大祭に対応した秋祭りとして、神楽や人形浄瑠璃などを奉納していたことが、宝暦六(1758)年の祭礼帳に記録されている。
 明治四〇(1907)年頃には手筒花火の奉納が始まり、以降、花火が秋葉祭りの中心となった。日中は市内にある西町、山屋敷町、宝町、山町、中新町、本町の六町の若衆が、花火玉に見立てた石を入れた玉箱をかつぎ、「長持ち歌」を歌いながら威勢よく町内を練り歩く。夕方になると知立神社に宮入りをし、円陣を組んで勇壮な手筒花火や打ち上げ花火を披露する。
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2007/10/2


無量寿寺 Muryouju-ji Muryojuji Temple

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 愛知県知立市八橋町寺内にある臨済宗妙心寺派に属する寺。正式名は八橋山無量寿寺(やつはしざんむりょうじゅじ)。平安の歌人である在原業平も名歌に詠んだ、カキツバタの名勝地である。
 慶雲元(704)年に慶雲寺として創建されたというが、開基に関しては不明な点が多い。
 弘仁一ニ(822)年に密円が現在地に移転、真言宗の無量寿寺として整備された。
 寛文一〇(1670)年になり、厳点和尚により臨済宗に転宗され、文化九(1812)年には煎茶道の方巌売茶(ほうがんばいさ)翁により杜若庭園も作られた。
 杜若庭園は現在、八橋かきつばた園といわれる有名な庭園として整備されている。
 毎年四月末から五月中旬に行われる八橋かきつばたまつりは知立市最大のイベントである。
 古来より歌にも詠まれるほど美しく親しまれている、紫色の花カキツバタ。業平のように歌を詠みながら昔に思いを馳せるのもいいかもしれない。
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2007/10/1


遍照院 Henjou-in Henjoin Temple

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 遍照院(へんじょういん)は愛知県知立市弘法町にある真言宗の寺院である。
 弘仁年間(810~824)布教のため関東地方を訪れた空海(弘法大師)が建立した寺である。
 ご本尊は、空海自身が刻んだ自身の三体の座像である。本尊の一体は別れを惜しみ、やや右に振り返るようなしぐさなので、見返弘法大師と呼ばれ親しまれている。
 山門をくぐると鐘楼堂があり、その背後に本堂がひかえる、かなり大きな寺である。本堂の地下では暗闇の中で仏の道を修行することが出来る、戒壇めぐりが体験できる。
 弘法大師の本尊は秘仏とされており、大師の命日である旧暦の三月二一日にのみご開帳されている。また、毎月の命日には市が開かれ、知立駅より境内まで多くの露店が立ち並び、人々でにぎわう。
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知立の松並木 Chiryu-no-matsu-namiki The Row of Pine trees in Chiryu

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 愛知県の知立(ちりゅう)市は、慶長六(1601)年より東海道五十三次の三九番目の宿場町「池鯉鮒宿(ちりゅうじゅく)」としての役割を担っていた。
 慶長九(1604)年幕府の命により、集落の中を除く東海道全域に松の並木が植えられた。並木は夏は木陰を作り、冬は風雪を防ぐのに役立ち、旅人の味方になった。
 現在知立には、約500メートルに渡って170本にもおよぶ松並木が続き、往時の東海道の姿をとどめている。
 この松並木の両側には側道があるが、これは数百頭に及ぶ馬市の馬を繋いでいたものとされている。
 松並木と馬市の賑わいは、松並木の南側の馬市之跡の古い石碑や、広重の浮世絵「東海道五十三次・池鯉鮒」からも窺うことができる。
 昭和四四(1969)年に市指定文化財となった。
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知立 山車からくり Chiryu Dashi-karakuri Chiryu Float Karakuri

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 知立・山車からくり(ちりゅう・だしからくり)は、愛知県知立市の知立神社にて隔年で5月2日~3日に行われている祭りである。国の重要無形民俗文化財に指定されている。
 知立神社は景行天皇四二(112)年に創建された三河の二の宮であり、まむし除け・雨乞い・安産の神として信仰を集めている。祭神は、鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)他3柱。
 知立では、江戸時代からからくり人形を町内の人が工夫して作り、受け継いできた。人形の機構も精巧ではなく、ありあわせの雑木と布で作られてきた。
 知立の山車からくりは、山車の上で浄瑠璃にあわせて、からくりだけで物語を上演する大変珍しいもので、山車からくりとしては、もっとも発達した形とも言われる。
 知立・山車からくりは、市民の誇りといえる伝統文化である。
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知立 山車文楽 Chiryu Dashi-bunraku Chiryu Float Bunraku

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 愛知県知立市で毎年五月二日と三日に行われる、知立神社の祭礼である「知立まつり」で演じられるのが知立山車文楽(ちりゅうだしぶんらく)である。その歴史は古く、承応ニ(1653)年が始まりとされている。
 知立山車文楽は山車の上で行われる文楽であり、知立だけの独特なもの。現在は3台の山車の上で上演されている。延享四(1747)年から二五〇年以上も続いており、国の重要無形民俗文化財に指定されている。また、浄瑠璃は「からくり」だけで上演される大変珍しい文楽でもある。
 からくりの操りには高度な技術が必要とされ、このからくりも、重要無形民俗文化財に指定されている。
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