NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/2/16


柄杓 Hisyaku Hishaku

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 柄杓は、昔から水を汲む用具として使われてきた。古くは竹の節を残して切ったものや、木幹のコブをくり抜いたものに柄を付けていたが、今では、金属製やプラスチック製が広く使われている。その大きさや用途は様々。
 曲物柄杓は、神社や寺院の手水舍か、風雅を好むたたずまいにしか見られなくなったが、昔は日常的に使われた。ヒシャクというのは、ヒサゴ(瓢箪)を二つに割って使った事に由来。ヒサゴが訛ってヒサクとなり、さらにヒシャクとなった。古くから凹んだ所には、神霊が宿ると考えられ、柄杓は聖なる容器として特別に扱われた。元旦の若水迎えは、年の暮れに用意した新しい柄杓を持って井戸や清水の流れる所に水を汲みに行く。この水を汲んで年神に供え、口を漱ぎ、雑煮を炊くのに使う。また、魔除けとして軒先にかけて流行病をふせぐ呪いとしたり、自在鉤に結びつけて火伏せのお守りにするのは、柄杓に特別な力があると考えられた事による。
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2007/1/10


京銘竹 Kyomeitiku Kyoto Bamboo

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 京では伝統的に材質のよい竹が栽培・育成され、古来からの技法である火あぶりにより一次加工され、「京銘竹」として建築材料や床柱、腰板や花筒など、和室を演出する材料として広く使われている。   
 京都の竹材の歴史は古く、平安時代のころには中国からもたらされた竹が育てられたと言われている。山に囲まれた盆地の京都は寒暖の差が大きく、肥沃な土質にも恵まれているため、長くて光沢があり、強さとしなやかさを併せ持つ良質な竹を育てるには最適な土地であった。平安時代に竹は柱や壁の下地、垣、簾など、建材として随所に使われるようになる。とりわけ庭園、茶室に使われる門、垣など、京都に生まれた独自の建築文化の需要により、さらに技が磨かれた。京の街並みは、竹によりさらに個性的なものとなっている。
 京都府伝統工芸品に指定されている工芸品だ。
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