NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/5/31


琵琶湖 Biwa-ko Lake Biwa

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 約400万年前に出来た琵琶湖は、バイカル湖、タンガニィカ湖に次いで3番目に古く、世界でも10箇所程しか確認されていない「古代湖」の一つ。日本最大の面積を誇る湖でもある。
 室町時代に関白近衛政家が中国の洞庭湖の瀟湘八景にならって選んだ「近江八景」が、広重の時代から有名だが、残念ながら現在では、その趣はほとんど残っていない。
しかし、1950年に制定された「琵琶湖八景」は、現在もほぼ変わらぬ姿を見せてくれる。
暁霧 梅津大崎の岩礁(高島市)
涼風 雄松崎の白汀(大津市)
煙雨 比叡の樹林(大津市)
夕陽 瀬田・石山の清流(大津市)
新雪 賤ヶ岳の大観(木之本町)
深緑 竹生島の沈影(長浜市)
月明 彦根の古城(彦根市)
春色 安土・八幡の水郷(安土町・近江八幡市)
 この様な景勝地をまわって壮大な情景に心を洗われたり、歴史の散策で城下町を歩いて文献を広げるという楽しみ方が琵琶湖にはある。
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2007/5/11


奥山清行 Okuyama Kiyoyuki Kiyoyuki Okuyama

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 1959年、山形県山形市生まれ。GM(米)、ポルシェ(独)のチーフデザイナー、ピニンファリーナ(伊)にてデザインディレクターの要職を経て独立。
 マセラッティ・クアトロポルテ、エンツォフェラーリ、フェラーリ・スカリエッティなどのカーデザイナーとして世界的に著名。
 カーデザインと並行して、各種工業デザインの分野で、電車、航空機などの公共交通機関、家具、プロダクト、インテリアデザイン、空間デザインや都市計画まで幅広く手掛ける。KEN OKUYAMAレーベルにて眼鏡、サングラスの開発と販売、「山形工房」ブランドにて2006年より家具の製造販売を開始。
 現在、「アートセンター・カレッジ・オブ・デザイン」(米)工業デザイン学部客員教授、金沢美術工芸大学客員教授、グッドデザイン賞選考副委員長、山形カロッツェリア研究会主宰。イタリア在住。
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2007/2/12


旧竹林院庭園 Kyuu-chikurinin-teien 

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 延暦寺の僧侶の隠居所である里坊。邸内には主屋の南西に約3300平方メートルの庭園が広がる。
 天正年間に建てられた2棟の茶室と四阿(あずまや)は大津市の指定文化財。
 地形を巧みに利用した滝組と築山を配し、手入れの届いた木々や苔が四季を通じてしっとりとした風情を演出している。
 比叡山ふもとにある大津市坂本は、門前町として古来から大いに栄えてきた。
 歴史を今に伝える数多くの建物、遺跡が残され、一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。なかでも里坊は歴史の町・坂本ならではの町並みをつくっている。
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2007/1/29


沈堕の滝 Chinda-no-taki Chinda Waterfall

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 大分県、大野川の本流にかかる雄滝と支流の平井川にかかる雌滝の二瀑。
 雄滝は高さ17メートル、幅93メートル、雌滝は高さ18メートル、幅4メートル。落差の高さと幅の広さから「豊後のナイアガラ」とも呼ばれる。
 室町時代の水墨画家、「画聖」雪舟が明より帰国した後、豊後大分に滞在してこの滝をモチーフに「鎮田瀑図」を描いている。
 力強く美しい筆で自然を描いたこの作品は山水画の名品として名高い。
 横手にある「沈堕の滝ふれあい公園」は伐採、植樹すべてを三年をかけて住民の手で作られた公園。展望台からの滝を一望する眺望は素晴らしい。
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犬江釜峡 Kenkoufu-kyo Kenkofu-kyo Canyon

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 大分県豊後大野市、大野川と野津川が合流する付近一帯の景勝地。
  江戸時代後期の文人画家、田能村竹田(たのむらちくでん)がこの地をこよなく愛し、自ら命名したとされる。
 岸には南画風の山が連なり、渓流に配された千貫ガ岩、夫婦岩、仙人穴などの巨石と四季折々の木々の色が昔と変わらない風光明媚な景観を今に伝える。
 キャンプやカヌーなどのアウトドアも楽しめる公園もある。
 カヌー競技が多数開催される場所であり、国体を始め様々な競技会が行なわれている。
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2007/1/12


見帰りの滝 Mikaerino-taki Mikaeri Waterfall

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 「見帰りの滝」は、落差100mの落差を誇る、佐賀県下最大の滝。本流を「男滝」、支流を「女滝」と呼ぶこともある。この名は元禄時代からあり、付近の浄法寺(当時は浄方寺)の和尚がつけたという。当時から風光明媚で知られ、文人たちが立ち寄る名所であった。
 頭上の遥か上より、緩やかな曲線を描き流れ落ちる清流。周囲の豊かな緑の中、岩肌に白い線を施す小さな支流も、独特の風情を与える。滝の背後には修験道の霊山、作礼山があり、多くの山伏達が修行をした。
 現在では「日本の滝100選」に選ばれ、観光名所として賑わいは絶えない。少し遠くには吊り橋があり、滝の全景を眺めることができる。
 また付近はあじさいの名所で、6月上旬から7月上旬まで、色彩豊かなあじさいと流麗な滝を同時に味わえる稀有な場所でもある。
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2006/12/18


男体山 中禅寺湖 Nantaisan Chuzenji-ko Mount Nantai and Lake Chuzenji

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 栃木県日光を代表する風光明媚な景観。中禅寺湖は、周囲約25キロメートル、最大水深163メートル、水面の海抜高度1269メートル。人造湖を除く広さ4平方キロメートル以上の湖としては、日本一高い場所に位置する湖だ。
 約2万年もの昔、男体山の噴火による溶岩で渓谷がせき止められ、原形ができたといわれる。発見されたのは782年。日光開山の祖、勝道上人(しょうどうしょうにん)が男体山の登頂に成功した際に、山上から湖を見つけたという逸話が残っている。
 日本百名山のひとつで、栃木県を代表する山である男体山は、「日光」という呼び名の起源とされている。かつては山岳信仰の修験者たちが訪れ、験修道として隆盛した女人禁制の山であった。山頂には二荒山神社の奥宮があり、毎年夏に行われる登拝登山では御来光を拝む人で賑わう。
 中禅寺湖を背景にして男体山を望む景観は壮観である。湖を遊覧船でめぐる観光も人気が高い。
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2006/12/15


陸奥湾 Mutsuwan Mutsu Bay

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 青森県の下北半島、夏泊(なつどまり)半島、津軽半島に囲まれた湾。陸奥湾に小さく突き出た標高200から300メートルの夏泊半島地域は浅虫夏泊県立自然公園、下北半島先端部は下北半島国定公園に指定されており、変化に富んだ風光明媚な自然海岸が楽しめる。
 夏泊半島の浅所海岸は、冬期に白鳥が飛来することでも知られている。また下北半島の西部は、急峻な山地が海岸に接して海蝕崖を成し、沿岸部はエゾイタヤやシナノキの自然林となっている。浅虫温泉や水族館などの施設もある。
また、ホタテの稚貝を大量にとる方法を確立した日本におけるホタテ養殖.発祥の海としても知られている。
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