NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/1/12


与那国島 Yonagunijima Yonaguni Island

Jp En

 与那国(よなぐに)島は、沖縄の八重山諸島西端の島で、台湾の北東、日本の最西端に位置する。
 島の成因は火山島である。面積は小さいながら、大変起伏が激しい。島の南海岸は波で浸食され、断崖絶壁が多数ある。
 主な産業は、漁業、サトウキビ農業、酪農、観光で、島内には撮影に使用した「Dr.コトー診療所」が残っている。また、ダイビングでも有名な島である。
 14世紀に沖縄が海上交易を始めると、その中継点として文明化されたと思われる。1522年、琉球王朝の支配下に組み入れられるまでは独立国であった。
 1986年、ダイバーによって海底遺跡が発見されて話題となった。遺跡については諸説あるが、侵食説が最有力と言われている。
 ここはまるで異文化の地で、日本でもなければ沖縄でもない、与那国という別国とも言える。
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2007/1/11


与那国 Yonaguni Yona Country

Jp En

 与那国(ヨナグニ)は、かつて沖縄県西端の与那国島にあった独立国である。
 現在、確認されるもっとも古い遺跡は、トゥグル浜遺跡である。遺跡は、先島石器時代後期に相当すると考えられていたが、最近になって約4400年前のものであるとわかった。
 この遺跡から土器は出土していないが、遺物から、無土器文化の様相を伝える遺跡ではないかとも言われる。近年は海底遺跡も発見されており、関連も注目される。
 その後与那国の歴史は判然としないが、11世紀には台地上に集落が形成される。14世紀に琉球の有力者が海上交易を始めると、その中継点として訪れた人々によって文明化されたと思われる。
 女首長サンアイ・イソバの統治下、1522年、琉球王朝の支配下に入り、与那国は消えた。
 失われた国与那国の歴史には、今でも大きな謎が残されている。
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