終い弘法 Shimai-koubou
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終い弘法(しまいこうぼう)は、十ニ月二一日に開催される年内最後の弘法市である。弘法市とは、毎月ニ一日に京都府京都市南区九条町、東寺の境内で開催される市のことをいう。
天福元 (1233)年に仏師康勝により東寺に弘法大師像が造像されたのをきっかけに、延応二(1240)年から大師のご住房であった御影堂においても御影供法要が執り行われるようになった。これが現在の弘法市のルーツにあたるといわれている。
歴史の長い市だけに、毎月の市にも古着や骨董品などを中心に多数の露天が開かれ賑わいをみせているが、終い弘法となると、その盛り上がり具合は輪をかけて大きい。終い弘法は、年末に催されるということもあり、年越しに欠かせない品や正月用品などを取り扱うお店も出店し、1000軒以上の露天が立ち並ぶ。東寺への参拝客や市への買い物客が数十万人訪れ、その賑わいは一年の締めにふさわしい活況を呈している。
京都ならではの色褪せない歴史の匂いを感じながら、年越しの風情を楽しめる催事の一つである。
天福元 (1233)年に仏師康勝により東寺に弘法大師像が造像されたのをきっかけに、延応二(1240)年から大師のご住房であった御影堂においても御影供法要が執り行われるようになった。これが現在の弘法市のルーツにあたるといわれている。
歴史の長い市だけに、毎月の市にも古着や骨董品などを中心に多数の露天が開かれ賑わいをみせているが、終い弘法となると、その盛り上がり具合は輪をかけて大きい。終い弘法は、年末に催されるということもあり、年越しに欠かせない品や正月用品などを取り扱うお店も出店し、1000軒以上の露天が立ち並ぶ。東寺への参拝客や市への買い物客が数十万人訪れ、その賑わいは一年の締めにふさわしい活況を呈している。
京都ならではの色褪せない歴史の匂いを感じながら、年越しの風情を楽しめる催事の一つである。
- 住所
- 601-8473 京都府京都市南区九条町1
- 名前
- 東寺