NIPPON Kichi - 日本吉

2007/11/28

長命寺 三重塔 Choumei-ji Sanjuu-no-tou 

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 長命寺三重塔(ちょうめいじさんじゅうのとう)は滋賀県近江八幡市長命寺町に所在する塔である。
 開祖は聖徳太子と言われている。平安時代後期に源氏の武将で、その功績により近江国守護職となった佐々木定綱(ささきさだつな)が、本堂はじめ釈迦堂、薬師堂、護摩堂などの諸堂を建立した。しかし、織田信長の兵火によって建物は大方が炎上・焼失し、現存するものは大永年間から慶長年間(1521~1614)に再建されたものである。
 長命寺は高所に建てられているため、八〇八の急な石段を登り詰めなければならない。境内には長命寺本堂があり、その右手に桧皮葺きの屋根が重なり合った美しい三重塔がある。慶長ニ(1597)年に建てられたもので、塔の高さは24・4メートル。擬宝珠高欄を付した縁をめぐらし、三重塔の内部には四天柱、須弥壇があり、胎蔵界大日如来(たいぞうかいだいにちにょらい)が安置され、国の重要文化財に指定されている。

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住所
523-0808 滋賀県近江八幡市長命寺町157
名前
長命寺 三重塔




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