NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/1/8


彩絵檜扇 Saiehiougi Saie-Hiogi Fans

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 彩絵檜扇(さいえひおうぎ)は、平安時代に誕生した美術品。檜の薄板で作られた扇で、豪華絢爛な彩色が美しい。
 主に宮中においての儀式に際し、公家の男女が正装する際に装身具のひとつとして用いられた。位により板の枚数が異なる。現在は熱田神社に1握、厳島神社に5握、熊野の阿須賀神社に1握を残すのみとなっている。
 糸巻の檜の薄板の表裏に、胡粉(ごふん)の下地を施し、雲母(きら)を塗る。上に金銀箔、野毛砂子(のげすなご)を贅沢に散らし、濃厚な岩絵具を使って絵柄を施す。花鳥風月や公達(きんだち)、女房などの人物をモチーフに軽妙な筆致で彩色、絵巻物のような実に華やかな趣をかもし出している。
 彩絵檜扇は国の国宝および重要文化財に指定されている。
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2007/10/17


和本 Wa-hon Wahon (Japanese Books)

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 日本で古来行われていた和綴(わとじ)という様式で和紙を綴じて作った本を和本または和装本という。
 かつては学校で使われる教科書も和綴本であった。宗教関係の経本をはじめ、文化、芸術、趣味など、あらゆる分野で今もなお広く必要とされている。
 和綴は日本で工夫された冊子の綴じ方で、大和綴・四つ目綴・麻の葉綴・亀甲(きっこう)綴・康煕(こうき)綴などの種類がある。その中でも四つ目綴は最も一般的な様式で、中国から伝わった巻物や折帖の技術を基に、冊子という形に変化したものである。和装本と呼ばれるものの多くはこの方法で綴じられている。
 こうした技術は経済・文化・宗教の中心地であった京都で古くから磨かれてきた。温かみのある和紙や、京都伝統の美しい金襴緞子(きんらんどんす)などを表紙に用いた和本の伝統が今もなお守られている。
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2007/7/12


鳥獣戯画 Chou-juu-giga Choju Giga Scroll

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 鳥獣戯画は京都嵐山、栂尾山高山寺に伝わる絵巻物である。
 正しくは「鳥獣人物戯画巻」と称される。甲、乙、丙、丁の全四巻、国宝。
 平安時代末期から鎌倉時代前期、天台宗座主、鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)の作とされるが、複数の人物の作品をあわせたとも言われる。
 動物を擬人化して描いたもので、兎、猿、蛙などを始め牛、犬、麒麟などの神獣も描かれている。内容は当時の世相をおおらかに風刺したものだが、一部脱落があり不明な点もある。
 擬人化や動きを表す効果線などが多く使われており、現在の漫画やアニメーションの元祖であると言われている。
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2007/3/15


静岡 仏現寺 Shizuoka Butsugen-ji Shizuoka Butsugenji Temple

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 静岡の仏現寺(ぶつげんじ)は、静岡県伊東市物見が丘にある日蓮宗霊跡本山の寺である。本尊は、久遠の本師釈迦牟尼仏。
 正式名を海光山仏現寺と称し、山号・寺号は、地頭の伊東八郎左衛門より贈られた立像の釈迦仏が海中より出現したものであることにちなんでいる。
 弘長元(1261)年、伊豆の国へ流された日蓮上人が3年間を過ごした仏現寺は、日蓮上人が名付けた寺であり、日蓮宗霊跡本山の一つとされている。
 伊東七福神の一つで、開運・厄除け・財宝をもたらす毘沙門天が奉られている。
 また、仏現寺はかつて天狗を祈祷で追い払った事により、「天狗の詫び状文」と言われる未だ解読不能な、謎の巻物を所蔵している。
 仏現寺は、数々の伝承を残す、古い歴史を持つ寺院である。
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2007/1/25


吉野手漉き和紙 Yoshino-tesuki-washi Yoshino Handmade Japanese Paper

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 奈良県の代表的な伝統工芸である「吉野手漉き和紙」。宇陀(うだ)紙、美晒(みす)紙、国晒(くず)紙とも呼ばれ、すぐれた風合いとねばりの強さが特徴だ。奈良県の伝統工芸品にも指定されている。
 歴史は千三百年以上前に遡る。壬申の乱(672年)において吉野で兵を挙げた大海人皇子(おおあまのおうじ)(後の天武天皇)が国晒(くず)の郷人に紙漉きを教えたのがはじまりと伝えられる。
 吉野の紙が世に広まったのは、江戸時代に入ってから。大和宇陀町の商人が、全国的に売りさばいたため、「宇陀紙」と名づけられ、表装裏打ち紙として重宝されたのだとか。
 吉野の手漉き紙は、非常に薄くて丈夫。現在では、12戸の紙漉き家が伝統の技を守り抜き、表装用中裏紙や書道用紙、国宝修理用の紙を作り続けている。
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2007/1/24


岡山後楽園 Okayama-kourakuen Okayama Korakuen

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 日本三名園に数えられる国指定特別名勝、「岡山後楽園」。岡山県岡山市に所在する。
 岡山後楽園は、岡山藩2代目藩主、池田綱政が重臣の津田永忠に、命じて造らせ、元禄十二(1700)年に完成した江戸時代初期の大名庭園だ。その後も歴代藩主の好みで手を加えられたが、江戸時代の姿を大きく変えることなく現代に伝えられている。
 藩主が賓客をもてなした建物「延養亭(えんようてい)」を中心とした林泉回遊式の庭園で、園外の岡山城や周辺の山を、庭を形成する背景として取り入れた構成になっている。
13万平方メートルにおよぶ広大な敷地には芝生や池、築山、樹林が配されており、園路をたどりひと廻りすると、移り変わる景色が一巻の絵巻物のように楽しめる。
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2007/1/23


忍者屋敷 Ninjya-Yashiki Ninja House

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 三重県伊賀市上野には、伊賀流忍者博物館がある。その中にある忍者屋敷は、伊賀の土豪屋敷を移築した物である。
 伊賀地方では、この地で多く採れる薬草から秘薬の製造や、火薬の調合を行なっていた。その門外不出の秘密の製造方法を書き留めた巻物を狙い、賊の侵入がしばしば起こっていたという。
 そこで自衛のために、家の至る所にからくりを設け、巻物を隠したり、逃げるための時間を稼ぎだした。これらのからくりが、忍者屋敷と呼ばれる所以である。
 外観は何の変哲もないごく普通の茅葺きの農家だが、屋敷のあちこちに仕掛けが施されている。
 屋敷内ではドンデン返し、仕掛け戸、もの隠しなど、実演を交えて説明してくれる。
 伊賀の忍者屋敷は、戦国の昔を体感出来るアトラクション的建物である。
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2007/1/9


京表具 Kyo-hyogu Kyo-hyogu (Kyoto Picture-Framing and Mounting)

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 寺院の仏具表具や床の間の書画掛け軸などでおなじみの表具。京都では、1200年の歴史に育まれて、独自の表具技術が継承され、今では、経済産業大臣の伝統的工芸品の指定を受けている。
 表装の歴史は古く、平安時代、仏教の伝来とともに中国より伝わり、経巻に施されたのがその始まりであった。その後、保存や鑑賞のために、書画などに布や紙などで縁取りや裏打ちなどをして掛け軸や額に仕立てたり、屏風や衝立、襖にする「表装」一般を扱うようになったという。
 今日、表装と呼ばれるものには、襖、壁装など現代の暮らしに即した実用的な分野と、掛軸、額装、屏風、画帖、巻物など美術工芸的なもの、さらには高度な技術と豊かな経験が要求される古美術の修復まで含み、それぞれが独特の雰囲気を保っている。
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