NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/9/22


和紙 Washi 

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 和紙(わし)とは日本独特の工法で作られる紙をいう。その歴史は奈良時代までさかのぼる。最大の特徴はトロロアオイやノリウツギなどの植物から採取される透明の粘液であるトロロを混入する流し漉き(ながしずき)という技法で作られることにある。
 流し漉きは長い年月の間試行錯誤を繰り返し完成されたものであり、材料となる植物のアサやコウゾにこれらを混ぜることで独特の粘りが生まれ、伸縮性と通気性に優れた手触りのよい品質の高い紙を作り出せる。この通気性に優れた紙は太陽の光などを柔らかくするので障子などにも使われてきた。
 また、長年の間に日本で原生するスイセン,ビナンカズラ,ヒガンバナなどを加えることで水や火に強く破れにくい紙へと発展していった。
 特に和紙は植物のみで作られ薬品などを一切使用しないうえ、原料は栽培できるのでリサイクルにも優れ森林破壊防止ともなる紙である。
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2008/9/12


雪村うちわ Sesson-uchiwa 

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 雪村(せっそん)うちわは、古来より茨城県常陸太田市で作られてきた、伝統的な工芸品である。室町時代の天正年間(1573~1592)、常陸太田の耕山寺の禅僧であった雪村がはじめたものと伝えられている。
 内輪の骨には地元産の真竹を使用し、幅2cmの竹を四十本に裂いて作る。表面の紙には西ノ内和紙が用いられている。
 また、雪村は画家としての才能もあった人物で、うちわの表面には馬や茄子、かかしや水戸八景などが水墨画で描かれていた。
 現在でもそうした図柄は雪村ゆかりのものとして表面に描かれており、出来上がるまでの三三の工程全てを手作りするなど、人の温かみ溢れるうちわによりいっそうの趣を加えている。
 水戸徳川家二代藩主である水戸黄門こと徳川光圀も愛用し、製作を奨励したといわれるそのうちわは、今も人々の傍らで涼を提供し続けている。
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2008/8/29


はりみ(紙製ちりとり) Harimi(Kamisei-Chiritori) Harimi (Paper Dustpans)

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 まだ日本の家屋に和室が多かったころ、日々の簡単な掃除は箒とちりとりだった。
 さっと掃いて、さっと取る。その簡素な動作が、日々の暮らしを清潔なものにしていた。
 最近はそのような光景も余り見かけなくなってきたが、今の多種多様化するライフスタイルに、本当にそれらは合っているのだろうか。
 ちょっとした掃き掃除にもわざわざ掃除機を引っ張り出し、ちょっと使ってまたしまう。
 なら、いっそのこと昔のようにこのはりみ(紙製ちりとり)と箒を傍らに用意しておいてはいかがだろう。和紙に柿渋を塗ったもので、大きさも二〇cmほど。
 色合いも程好く、部屋の中にあっても自然と溶け込むし、大きさも小ぶりで、どこにあっても落ち着きがある。
 こういう日常の道具は無造作に部屋にあってこそ、映えるものであるべきだ。
 小さい箒とセットで、机や棚の上などの狭い場所で活躍してくれるだろう
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2008/8/28


短冊 Tanzaku 

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 短冊とは起源は定かでないが、書物によると平安時代にはすでに木簡(もっかん)の代用品としてメモなどに使われていたとされる。
 その後、鎌倉時代中期頃には歌会の題を引くくじとして使われたことから、短冊は和歌を書く用紙となった。
 やがて、短冊の寸法は縦30センチ、横6センチぐらいと定められ、材質も越後和紙の代表的なもので、その色合いが鶏卵ににていることから名づけられた鳥の子紙(とりのこし)か、椿を原料とした高級和紙の檀紙(だんし)が使用されるようになった。
 七夕で笹の葉に飾られる短冊は中国の陰陽五行説によるもので、赤・青・黄・白・黒の色にこれらを統一する最上の色として紫が置かれ、代わりに黒がなくなった短冊が使用されている。
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2008/7/11


深山和紙 Fukayama-washi 

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 深山和紙(みやまわし)は、山形県西置賜郡白鷹町深山に伝わる手漉き和紙である。県の無形民俗文化財に指定されている。
 その起源は遠く室町時代末頃まで遡り、郷土に残る古文書によれば、江戸時代初期にはすでに上り紙(のぼりかみ)として、江戸にまで送り出されていたという。
 楮(こうぞ)を原料とし、古式豊かな手法によって漉き出され、無類の強靭さを誇り、風雨に晒せば晒すほど白さを増す。良質の和紙は厳冬下での生産が必須とされ、一一月から三月にかけてじっくりと行われる。
 手作業で手間暇もかかるため、量産できない。非常に稀少価値が高く、一冬でつくり上げる和紙は、この和紙に惚れ込んで注文してくる芸術家たちへと送られている。
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2008/7/3


大洲和紙 Oozu-washi 

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 質の良さから国の伝統工芸品にも指定されている中国地方の大洲和紙(おおずわし)は、半紙・障子紙・美術紙などに古くから広く使われてきた。
 伊予の紙の歴史は正倉院文書にもあるほど古く、徳川時代になると大洲藩主は藩の財源とするため、藩内産業として奨励し繁栄させたといわれている。
 明治から大正にかけての最盛期には、愛媛県喜多郡内子町平岡の清流・小田川沿いに多くの手漉き和紙工場が作られた。機械化とともにその数は減少したが、今でもその品質と技術は高く評価されているという。
 楮(こうぞ)や雁皮(がんぴ)、三椏(みつまた)が主な原料とされてきたが、現在は特に三椏を使った書道半紙が多く生産されるようになったという。
 薄くて耐久性に優れているのが特徴で、書道用半紙として全国の書道家に広く愛されているという。
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2008/7/2


天平筆(雀頭筆) Tenpyouhitsu(Jantoupitsu) 

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 「天平筆(てんぴょうひつ)・雀頭筆(じゃくとうひつ)」は、芯となる毛に和紙を巻き、其の周りに毛を植えて穂を作るという製法の筆で、歴史は古い。
 日本に現存する最古の筆も、現在、正倉院に収蔵され、聖武天皇ゆかりの御物として伝え残る「天平筆(雀頭筆)」である。その「天平筆(雀頭筆)」は、17点の筆からなり、大きさ、長さ、筆管の装飾、筆帽の装飾、竹の種類、筆の穂などが、それぞれで異なっている。また、使われてる原毛も、狸毛、兎毛、鹿毛、羊毛、馬毛と、さまざまな種類の原毛が使用されており、象牙や黄金、銀糸などの高価な装飾が施されている点から、日用品としてではなく、観賞用、装飾品などに使われていたと考えられている。
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2008/6/27


魚魚あわせ Toto-awase Toto-Awase (Fish Card Memory Game)

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 魚魚あわせ(ととあわせ)は、日本人に馴染みの深い魚を地域別に集め、魚偏の漢字と色とりどりの千代紙・色紙の切り絵を使って生まれたユニークな絵あわせカルタ。企画・製作は、京都府宮津市の「丹後魚っ知館(うおっちかん)」の魚魚(とと)工房。
 2003年春の発売以降、絵柄の美しさと魚の種類や漢字の勉強になることからファミリー層を中心に人気を集め、販売合計個数は十万個を突破。2005年にグッドデザイン賞、2006年にグッド・トイ賞を受賞。現在、地方別に一一種類が販売されている。朱色や群青色など日本の伝統色を用いた箱、千代紙の繊細な模様を取り込んだカルタは、和のテイストに貫かれており、札には魚のミニ知識が添えられている。英語版の「Sushi Bar」は、海外へのお土産として好評。
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