NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/9/13


細島港まつり Hoso-shima-minato-matsuri Hososhima Harbor Festival

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 細島港まつり(ほそしまみなとまつり)は、毎年七月下旬の金・土・日曜日、細島商業港周辺で行われる細島八幡宮の夏祭りである。
 明治二二(1889)年に全国で町村制が敷かれ、細島は宮崎、都城、延岡、油津とともに町となった。このことを記念し、交流の深い関西からこの祭りをもってきたといわれている。
 太鼓台をぶつけ合う男の祭りとして知られ、関西のだんじりと同じく喧嘩祭りとして勇壮な姿をみせる。祭りの夜、二台の太鼓台の激しいぶつかり合いにより、盛り上がりは最高潮に達する。
 細島八幡宮のご神体をのせた神輿が、はためく極彩色の大漁旗に守られ海上を駆け巡る神輿海上渡御(みこしかいじょうとぎょ)も行われ、航海安全と大漁を祈願する祭として大きな賑わいを見せる三日間である。
 
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2007/5/7


臼碆 Uusbae Usubae Rock

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 高知県足摺岬の西、絶壁の先にぽっかりと浮かんだ碆(はえ)。
 海の中にある岩をこの辺りでは、波の下に石と書いてハエと云う。
 大きさは海上2m、周囲10m。この碆に寒流である親潮と南から流れてくる黒潮の潮目が達する時、碆を中心に大きな渦がまく。その形が、碾き臼(ひきうす)で粉をひいている様に見えるところからこの名前がついた。
 はじめは、この岩場だけを「臼碆」と呼んでいたが、最近ではこの岬一帯を「臼碆」と呼ぶようになった
 この岬の先端の岩場には「竜王宮神社」がある。潮のぶつかるこの辺りはよい漁場で、その昔、夫が出漁した後、女房達は女だけで酒と肴を持ってお参りに行き、航海の安全と大漁を祈願した。
 真上の展望台から見る臼碆。隣の鵜ノ岬から眺める臼碆。つい、渦の下から竜宮王が立ち上ってきそうな錯覚に陥る。
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2007/3/8


三段壁 Sandan-beki 

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 三段壁は和歌山県西牟婁郡白浜町の海岸に位置する景勝。
 高さ50メートルの直立断崖が2キロに渡って続く海岸線は、岩肌にぶつかる波を見ることが出来る迫力に満ちた場所。
 その昔、猟師たちが沖合いの魚を見張ったという見壇が転じ「三段になったといわれる。
 太平洋を見渡す展望台の地下36メートルには、三段壁洞窟があり、見学が可能。
 波の勢いで潮が噴出する潮吹き岩などの奇岩や、間近で白波が弾ける海中の様子が見学できる。
 平安時代にこの地で力を誇った熊野水軍の船隠し場であったとされ、地下には当時の番所が再現されている。
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