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2008/4/4


伊豆沼内沼はすまつり Izunuma-uchinuma-hasu-matsuri Izunuma-Uchinuma Lotus Flower Festival

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 宮城県の仙北平野に4平方キロメートル、水深は一番深いところでも1.6メートルの湖、伊豆沼・内沼(いずぬま・うちぬま)。国際的に重要な湿地としてラムサール条約の登録地となっている。天然記念物のマガンやヒスクイなどの水鳥が多く越冬し、豊富な水生植物のほか、魚類や貝類、水生昆虫などが生息している。
 この湖面には七月末から八月末の約一ヶ月間、一面にハスの花が開花し、「伊豆沼内沼はすまつり」が開催される。
 青空を背景に、緑の葉から透き通った薄桃色の大きな花が至る所から顔をのぞかせている。まるで巨大なお盆にハスの花を敷き詰めたようだ。
 道路や周囲からも見ることができるが、期間限定で運航される小型遊覧船に乗って、間近でハスを見ることもできる。
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2007/7/5


知床海岸 Shiretoko-kaigan 

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 北海道東部。オホーツク海に向かって鋭く突き出た知床半島の海岸部全体を知床海岸という。
 総延長60kmに及ぶその海岸はオホーツクの厳海に削られ、高いところでは200mもの海蝕崖が連なっている。
 その姿はまさに荘厳そのものであり、自然の厳しさというものをありありと見て取ることが出来る。
 内陸と共にこの海岸部も、昭和三九(1964)年に知床国立公園に指定され、平成十七(2005)年にはユネスコの世界遺産にも正式登録されている。
 人の手がほとんど入っていない場所だけに動植物も豊富で、断崖絶壁の続く海岸はオオワシやオジロワシなどの鳥類の営巣地として、また、流氷押し寄せる沿岸はアザラシやトドなども生息しているまさに野生の王国なのである。
 この海岸を間近に見るには海からのアプローチしかないが、知床半島の付け根に位置するウトロからの定期遊覧船に乗れば、その望みもかなう。
 船から見上げる海岸は、自然だけが生み出せる悠久の美しさを誇示している。
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カシュニの滝 Kasyuni-no-taki Kashuni Waterfall

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 カシュニの滝は、北海道の斜里町を流れるチャラセナイ川の河口にあり、オホーツク海に落下する滝である。
 「カシュニ」とは、アイヌ語で「狩小屋のあるところ」という意味だそうだ。
 カシュニの滝は、真水が直接海中に落下するため、陸路からは見ることができない。ウトロ港からの遊覧船を利用するのがベストである。知床の山々から流れ出す豊富な水を集め、洞窟越しに直接オホーツク海に落下する様は豪快そのもの。知床連山を背景に、荒々しい断崖の岩肌と木々の緑、白い清流が調和を見せ、見ごたえのある風景を作り出している。
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2007/7/4


十和田湖冬物語 Towada-ko-fuyu-monogatari 

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 「十和田湖冬物語(とわだこふゆものがたり)」は、毎年二月、青森・秋田両県の協賛により、三週間あまりに渡って行なわれる十和田湖の冬の観光イベントである。
 冬花火やスノーランプなどの「光」と、日本三大ばやしの一つに数えられる花輪ばやしや津軽三味線などの「音」が織り成すファンタジーの世界である。
 雪のゲート、遊覧船、乙女の像がライトアップされ、六千個のスノーランプやかまくらなどの灯が彩るロマンティックな「光」の部の圧巻は、何と言っても冬花火である。凛として澄み渡る冬の夜空に、大輪の花が開いては消えて行く。
 その他にも、青森のねぶた祭りの熱気を体感できる「ねぶたハネト体験」や、秋田の「なまはげ」などのイベントもあり、居ながらにして両県の祭りの雰囲気を体験できる。
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2007/5/25


然別湖 Shikaribetsu-ko 

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 然別湖(しかりべつこ)は、北海道河東郡上士幌町にある大雪山国立公園唯一の自然湖である。
 標高810m、周囲12.6km、最大深度108mで、道内では最も高い場所にある。
 火山の噴火口の陥没により出来たカルデラ湖とも、火山の噴火により川が堰き止められて出来た火山性堰止湖とも言われている。
 湖北には、弁天島と呼ばれる小さな鳥居が立つ小島があり、周辺には東雲湖と駒止湖が存在する。
 湖中には天然記念物のオショロコマがおり、周囲には生きた化石と言われるナキウサギやキタキツネ、トラツグミ、オジロワシ、クマゲラ、アオサギ等の珍しい動物が多数生息している。
 夏はカヌーや遊覧船、冬には凍結した路面でのスノーモービルなどを楽しめる。
 然別湖は、カナダや北欧の湖を思わせる、美しい湖である。
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2007/5/14


嵯峨渓 Saga-kei 

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 「嵯峨渓(さがけい)」は、岩手県の「猊鼻渓(げいびけい)」、大分県の「耶馬渓(やばけい)」と並ぶ日本三大渓の一つ。松島湾内最大の島である奥松島・宮戸島の、東南端に突き出た半島である。
 嵯峨徑は室浜から萱野崎までの約2km、太平洋の荒波や、風雨にさらされ浸食され出来た海蝕崖。松島湾が見せる女性的な景観とは対照的な、男性的でダイナミックな景観は驚きと感動の連続で、自然の雄大さと美しさを見せてくれる。
 陸からは断崖絶壁なので、この雄大な自然を堪能するには、遊覧船を利用するのがおすすめ。壮大な太平洋の青い海に嵯峨渓、遠くには牡鹿半島を望む事も出来る。
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2007/5/11


浦富海岸 Uradome-kaigan Uradome Beach

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 鳥取県の東端に15キロメートルに渡って伸びる浦富(うらどめ)海岸。「山陰の松島」と呼ばれるほどの日本海随一の自然景勝地である。「日本の渚百選」「平成にっぽん観光地百選」にも選ばれている。
 花崗岩が侵食されてできたリアス式海岸は変化に富み、奇岩、洞門、断崖絶壁が点在する。その美しさは島崎藤村が「松島は松島、浦富は浦富」と絶賛したほどである。中でも城原周辺は浦富海岸を代表する景勝地で、海中公園にも指定されている。
 透明度が高く澄みきった海としても有名で、25mの深さまで見通せると言われる。夏には海水浴やシュノーケリングを楽しむ人々で賑わう。
 北に点在する無人の島々「菜種五島」を探勝する遊覧船も人気を集めている。
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2007/5/8


加茂川と土蔵 Kamogawa-to-Dozou The Kamo River and the Storehouses

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 鳥取県米子市天神町付近にある加茂川と土蔵は、日本情緒溢れる町並である。
 商都として栄えた米子には、江戸時代から明治にかけての佇まいが随所に残され、旧加茂川岸に建ち並ぶ白壁の土蔵と数多く架けられた橋が、江戸時代に商港として栄えた往時の面影を偲ばせている。
 旧市役所の横から米子港へ下る加茂川に沿って古い商家の家並みが続き、なまこ塀の土蔵や連子窓の家が川面に影を映す。
 江戸時代に海運業を営んだ後藤家もあり、この古い家構は国の重要文化財に指定されている。
 町並みを水面からゆったりと眺められる遊覧船もあり、昔懐かしい風景に浸ることが出来る。
 加茂川と土蔵は、米子市を象徴する江戸情緒一杯の場所である。
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