NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/11/14


南下古墳群 nanka-kohun-gun 

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 南下(みなみしも)古墳群は、群馬県の赤城山と榛名山の南の麓、利根川の西に位置する古墳群である。
 かつては四〇基を超える大規模な古墳群であったが、現在は九基が現存するのみとなっており、そのうちの五基の古墳に「A号」から「E号」まで名付けられている。
 五基の古墳のいずれも築造時期は古墳時代後期と考えられ、それぞれ石室の形状や使用している石に違いがある。
 その中で「A号」と「E号」の造りには共通点も多く、ともに榛名山の噴火時に噴き出した軽石を用いており、玄室壁面に石材加工の際の作業線とみられる赤い線を残している。これは古墳時代の設計技術をあらわした全国的にもほとんど例のない希少なものである。
 また古墳群のすぐ東には上野国三宮(こうずけのくにさんのみや)神社という古くから続く神社があり、近くには古墳時代から古代にかけての集落遺跡も多いことから、それぞれが密接な関係にあったのではと推測されている。
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2008/9/12


三原山 Miharayama 

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 三原山(みはらやま)は、東京都大島町にある標高764mの三重式成層火山である。
 伊豆大島の中央に位置する三原山は、御神火様として昔からあがめられてきた神山で、ハワイのキラウエア火山・イタリアのストロンボリー火山と共に世界三大流動性火山の一つに数えられている。
 安永六~八年(1776~1779)の大噴火、昭和二五~二六年(1950~1951)の噴火、そして昭和六一(1986)年の大噴火と、三度の大規模な噴火によって内輪山から火口原の姿ができた。
 現在は、平静を保ち四季折々にすばらしい景観を見せており、山頂まで延びる遊歩道も復旧され、三原山山頂口付近からは、眼下に元町・海原、そして伊豆半島富士山を望む事が出来る。
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2008/7/22


山口 笠山 Yamaguchi Kasayama 

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 山口の笠山(かさやま)は、山口県萩市越ヶ浜にそびえる、標高112.2mの日本一小さい火山である。
 笠山は、火山活動により溶岩が流れて陸とつながった休火山島で、対馬海流の影響で、暖地性植物も多い。萩城の北東にあたり、当時は樹木の伐採などが禁止されたため、自然が残された。
 周囲には溶岩のすき間から海水や風が出入りする池や風穴が多く存在し、暖・寒地性の植物も多く、天然記念物のコウライタチバナの自生地でもある。
 山の姿が市女笠(いちめがさ)に似ている事から、この名になったという。
 山頂には直径約30m、深さ約30mの噴火口があり、日本海に浮かぶ六島や海岸線を一望できる大パノラマが広がる。
 笠山は、日本で一番小さな火山であり、萩随一の景勝地である。
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2008/7/3


御殿庭 Godenniwa 

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 富士山五合目の御殿場口から、富士山中腹をめぐる登山コースがある。
 それなりに高低はあるものの比較的なだらかに続く道を歩いていくと、樹木が育つ限界に近づいて周囲に茂る樹木がだんだんと低くなってくる。
 高原の雰囲気を味わいながら、丈の低いカラマツの中をしばらく進むと木がなくなっていき、やがて一面に岩と砂礫が広がる見晴しの良い場所に出る。
 そこが御殿庭(ごでんにわ)である。
 その標高は2300m付近で、宝永四(1707)年の「宝永大噴火」でできた「宝永火口」の第三火口の縁にあたる地点だ。
 およそ2haに渡って岩と砂礫が広がっており、そうした砂礫地にコケモモの群落がポツリポツリと点在している。
 周囲には他にもオンタデやミヤマオトコヨモギ、フジアザミのお花畑もみられ、また、すぐ上には宝永山がそびえており、荒涼とした原野の中に佇む山と点在する緑の光景は、一種独特の雰囲気を醸し出している。
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2008/7/1


七里岩 Shichiri-iwa 

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 七里岩(しちりいわ)は、長野県諏訪郡から山梨県の峡北地方に舌状に広がる台地のことである。
 今からおよそ二五万年前に八ヶ岳連峰の阿弥陀岳付近を中心とした噴火が起こり、その際に発生した「韮崎岩屑流(にらさきがんせつりゅう)」と呼ばれる火砕流が形成した台地だ。
 台地の南側には釜無川、東側には塩川が流れ、それぞれが侵食崖を形成しており、高さ10mから40m、高いところでは150mにも達する断崖が連なっている。
 崖の南北の長さはおよそ28kmにも及び、昔はその長さが七里に相当したことから「七里岩」という名が付いたとされ、峡北地域における代表的な地質的景観を形成している。
 七里岩北部では水に恵まれいたため、縄文時代の遺跡が存在するなど、古くから人跡のある場所となっており、江戸時代には甲斐国の米どころとして発達した。
 また、台地の形が韮(にら)の葉に似ていることから、台地の先端地域は「韮崎」と呼ばれ、今のの韮崎市の名称になったともいわれている。
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2008/6/5


焼岳 Yake-dake 

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 岐阜県と長野県を跨ぐ北アルプスの主稜線上に、硫黄岳(いおうだけ)という別名を持ち、赤茶けた姿が荒々しい印象の焼岳(やけだけ)がある。
 標高二四五五mの、北アルプス唯一の活火山である。火山活動のあった頃、山が焼けているように見えたことからその名前が付いたとされている。
 記録によると、一.五万年前頃に形成が始まり、千年に四回程度の割合で水蒸気噴火が発生しているという。現在も直径約三〇〇mの山頂火口や山腹から、白い煙が上がっているのが見える。
 大正四(1915)年の噴火によって梓川に大量の土石流が流れ込み、一夜にして出来たといわれるのが、焼岳の山裾を映し出す大正池である。枯れた立ち木が林立し、自然の厳しさを物語っている。
 平成二(1990)年までは完全に登山規制されていたが、現在は一部のみ立ち入り禁止となっている。
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乗鞍岳 Norikura 

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 飛騨山脈の南に位置し、岐阜県と長野県に跨る、標高三〇二六mの剣ヶ峰(けんがみね)を主峰とする二三の山々を総称して乗鞍岳(のりくらだけ)と呼ぶ。乗鞍岳の名は、馬の鞍に似ている姿から由来しているという。
 乗鞍岳は約一〇〇万年前の噴火によって形成されたと伝えられており、七つの火山湖をもつ。特に火口付近の権現池は高い位置にある池として有名である。池の周りは遊歩道も数多くあり、天上の世界のような自然が人々を魅了する。
 特別天然記念物であるライチョウをはじめ、貴重な高山植物の宝庫でもあるため、国立公園の特別保護地域に指定されており、また日本百名山のひとつにもなっている。
 標高は高いが、二七〇〇m辺りまで登山道が整備されているため比較的登りやすい。初夏には色とりどりの高山植物、秋は目が染まるほどの紅葉、冬はスキー、と一年を通して壮大な自然を満喫できる山である。
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2008/6/4


燧ヶ岳 Hiuchiga-take 

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 日本百名山のひとつに数えられる燧ヶ岳(ひうちがたけ)は、福島の最高峰であるとともに東北一の高さを誇る山である。日光火山群の一峰で尾瀬沼の北に位置しており、標高は2356メートルである。
 燧ケ岳は標高2346メートルの俎板嵓(まないたぐら)と標高2356メートルの柴安嵓(しばやすぐら)からなる双耳峰となっている。
 尾瀬沼や尾瀬ヶ原は、燧ヶ岳の大噴火によって誕生した日本を代表する高層湿原である。
 登山道は御池、沼尻、尾瀬沼、見晴などから延びている。また登山道脇には多くの種類の高山植物が生育しており、水芭蕉やイワカガミ、シャクナゲなどの姿をみることができる。
 春や秋の見通しのよい日には、南の方角に俎板嵓、柴安嵓、そして富士山などが眺められる。
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