NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/9/9


田原祭り Tahara-matsuri 

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 田原まつりは城下町田原を代表する祭りで、からくり人形を載せた山車(だし)が全国的に知られている。毎年9月中旬の3日間にわたって開催される。江戸時代に始まった熊野神社の祭礼がルーツと伝えられ、後に地元の八幡社・神明社・巴江神社の氏子祭りとあわせて、田原まつりと呼ぶようになった。
 主役となる豪華な屋台仕立ての昼山車(ひるやま)は、八幡社を祀る新町、神明社を祀る本町と萱町が1台ずつ保有する。山車の先頭にはそれぞれ、動きが巧妙で鮮やかな唐子人形、鮎を釣り上げる神功皇后人形、御幣を振りながら厄を払う総代人形が据えられ、山車とともに市の有形民俗文化財に指定されている。
 昼間は3台の昼山車や各町の神輿が街中を練り歩き、夜は着飾った子供や青年が夜山車(よやま)の上で手踊りを披露する。最終日の夜は打ち上げ花火が夜空を彩り、祭りはクライマックスを迎える。
 
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2008/6/24


大野勇太郎 Oono Yuutarou Yuutarou Ohno

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 1935年、東京都生まれ。株式会社大野精密・代表取締役社長。
 北豊島工業高校卒業後、8ミリカメラ製作会社へ入社。1978年に歯車製作の株式会社大野精密を起業。大野氏は江戸時代のからくり人形を高精度の歯車製作の技術を駆使して現代に蘇らせている。
 工学書で「からくり人形」の存在を知ったことをきっかけに、細川半蔵の著書「機功図彙(からくりずい)」という解説書の複製を入手。本業の合間に解読を進め、それから約二〇年もの間、茶運び人形・指南車・からくり時計などを作り続けている。細川半蔵とは江戸時代に「からくり半蔵」と呼ばれた技術者である。
 顔と衣裳を除いた、約八〇点ほどの部品を使い組み立てられる人形は、なるべく当時の方法を残すようにして作られているという。江戸時代と現代が融合した機能美がここにある。
 今後は弓を引いて的に当てる「弓張り童子」の復元をしたいという大野氏。江戸時代の先達に敬意を持ちながら、からくり人形を通じてものづくりのロマンを現代に伝え続けている。
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2008/4/22


アクリルのからくり人形 Akuriru-no-kawakuri-ningyou Acrylic Karakuri Doll

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 「からくり」は、機巧、絡繰、機関などと書かれるように、日本の伝統的な機械仕掛けのものを指し、特に江戸時代には、時計の歯車の技術を導入した精巧なからくり人形が作られた。
 その「からくり」の仕掛けをわかりやすく図示して世に公開したのが、土佐の郷士、細川半蔵である。この江戸時代の機械工学書『機功図彙(からくりずい)』は多くの職人が技術を発展させるきっかけになり、日本のロボット製造技術の原点ともいわれている。
 そして20世紀に誕生したアクリル樹脂。半蔵の「公開魂」は、この「からくり」を復元した大野勇太郎にも受け継がれ、アクリル製のからくり人形が誕生した。
 現在の最先端技術による透明な歯車の美しさ、それが組み合わさった姿、そして歯車の動く様子が見られるのがすばらしい。
 綺麗な着物を着た人形が美しくお茶を運んでくれる。そのこと自身がとてもエキサイトであるが、中味を知りたい。作りたい。そして仕掛けも綺麗に見せたい。
 そんな職人達の気持ちが日本の美意識を支えている。
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2008/4/14


からくり人形 Karakuri-ningyou Karakuri Doll

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 からくり人形(からくりにんぎょう)とは、伝統的な機械仕掛けの人形の事である。
 からくりは10世紀頃の中国に見られ、日本に渡ってきたのは室町時代の事といわれている。
 江戸時代に入ってからは、時計などに使われていた歯車などの技術を人形の動作装置として応用し、からくり人形が作られ始めた。
 当初は上流階級の玩具であったが、次第に見世物として人気を呼ぶようになり日本各地に普及した。
 寛文二(1662)年には竹田近江がからくり芝居の興行をしており、享保年間(1716~1735)にはからくり門弥がからくりを駆使した乗り物を作っている。
 幕末には「からくり儀右衛門」こと田中久重が、江戸からくりの最高傑作と言われている「弓曳き童子」を製作した。
 からくり人形は、現代の人型ロボットの原点とも言える、日本の伝統的な精密機械である。
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2008/2/7


おばけの金太 Obake-no-kinta Obake no Kinta

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 「おばけの金太(きんた)」は、熊本県熊本市に伝わる郷土玩具である。
 からくり人形の頭だけの張り子玩具で、頭の後ろにある紐を引くと、どんぐり目玉がひっくり返って「あかんべぇ」と舌を出すのが大きな特徴である。頭の中に竹ばねが入っていて、紐を引くと舌と目が一緒に動くようになっている。真っ赤な顔に黒い烏帽子をかぶった姿は強烈な印象があり、子どもには怖がられているが、大人には人気のある玩具で知られている。
 加藤清正が熊本城を築城したとき、顔だちが面白く、人を笑わせることが上手な「おどけの金太」と呼ばれていた足軽の金太という人気者がいた。嘉永年間(1848~1853)、金太の伝説をもとに人形師である西陣屋彦七(にしじんやひこしち)がからくり人形を作りだしたのがはじまりといわれ、その後「おばけの金太」を別名「目くり出し人形」と呼ぶようにもなった。
 このからくり人形は、仕掛けとなる竹ばね作りが出来上がりを左右するといわれている。
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2008/1/30


加世田 水車からくり Kaseda Suisha-karakuri 

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 毎年七月の鹿児島県の夏の風物詩「六月灯」に合わせて、加世田市・竹田神社、知覧町・豊玉姫神社、吹上町・温泉祭りの三ヶ所では「水からくり」が奉納される。
 浄瑠璃風の武者人形が舞台に立ち親しみのある演目を披露するのだが、これを人の手ではなく水車の動力を利用して行っている。
 加世田市・竹田神社のからくりは他二ヶ所と異なり、人形が実物大ほどに大きく、馬に乗った姿が多い。
 神社の川の上に舞台、下に水車と歯車を設置し、動力を舞台上の人形へ伝える。人形は、ゆったりとダイナミックに動く。
 演目は川中島の合戦、北条時宗と元寇など勇ましい内容だ。
 全国で唯一の水車によるからくり人形で、「薩摩の水からくり」として昭和五九年に国選択有形民俗文化財に指定されている。

 
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薩摩の水からくり Satsuma-no-mizu-karakuri 

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 毎年七月、鹿児島県下の各神社では境内に淡く美しい沢山の灯篭を灯す六月灯が行われる。場所によっては出店や花火、ミニコンサートもある夏の風物詩だ。
 加世田市竹田神社、知覧町豊玉姫神社、吹上町温泉祭りの三ヶ所ではこの六月灯に「水からくり」とよばれる人形劇が奉納される。
 浄瑠璃風の武者人形が舞台の上で矢を射、刀を交える。水からくりは人の手で人形を操作するのではなく、舞台の脇にある水車の動力を利用して、歯車や滑車などで全自動の舞台を設計、複雑な仕草や演技の描写を表現する。
 演目は牛若丸と弁慶、巌流島の決闘、那須与一や花咲かじいさん、かぐや姫、桃太郎など、親しみのあるもので、各上演時間は約20分ほど。パフォーマンス性たっぷりで、大人から子どもまで幅広く楽しめる。 
 水からくりは、全国で唯一の水車によるからくり人形であり、昭和五九年に国選択有形民俗文化財に指定された。
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2007/12/21


亀崎潮干祭 Kamezaki-shiohi-matsuri Hishio Festival in Kamezaki

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 国の重要無形民族文化財にも指定されている亀崎潮干祭(しおひまつり)の歴史は古く、応仁・文明の頃(一五世紀後半)とも言われているが、起原は定かではない。現在は毎年五月上旬に衣ヶ浦(ころもがうら)の海に面した亀崎の神前(かみざき)神社に奉納される。
 山車の車輪は祭礼の後、腐食から守るために海浜に埋められる。そのため、祭りの準備はそれを掘り起こすところから始まり、山車の組み上げ、お囃子の稽古など、一ヶ月以上かけて行われる。
 祭神が海から上陸したという伝説にちなんで、五台の山車を干潮の浜辺へ曳き下ろすことから「潮干祭」の名がついたという。
 浜に曳き下ろされた山車は再び丘へと曳き上げられ、触れ合うほどに横一列に並べられる。その姿はまさに壮麗である。またその後、各山車で演じられる全国的にも珍しい「からくり人形」なども見物である。
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