NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/7/9


宝瓶 Houhin 

Jp

 宝瓶(ほうひん)とは、把手がないのが特徴の、煎茶道における急須の一種である。
 元は中国の江蘇省宜興で使われていた「茶壷」をモデルとしているといわれている。
 起源については諸説有るが、中国茶を抽出する道具の一種である蓋椀(がいわん)が元になったともいわれている。
 本来お茶を入れる道具に取っ手がないとやけどの原因になるが、宝瓶の場合は熱いお湯を使用しない玉露や高級煎茶を淹れる。また、通常の急須と比較して注ぎ口が大きく、取っ手がない事から携帯に適しているとして、旅行用の煎茶道具によく使われる。
 昔は、お茶は高級品で、お茶を宝としたために、この名前がついたとも言われている。
 宝瓶は、玉露などの低温のお茶をおいしく淹れる為の道具である。
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2008/6/12


煎茶道 Sencha-dou Senchadou

Jp En

 煎茶道(せんちゃどう)は、茶道の一種であり、抹茶を用いる茶道とは違い、急須等を用いて煎茶や玉露などの茶葉に湯を注いで飲む形式を採っている。
 そのため、広義では茶道であるが、一般的には茶道とはまた別のものとして捉えられている。
 江戸時代初期に、禅宗の一つである黄檗宗(おうばくしゅう)を開いた隠元隆琦(いんげんりゅうき)が始めたとされている。
 この頃には茶道においてその形式化が進みつつあったが、そうした形骸化への反発や、煎茶が当時の最新の中国文化であったことなどから形式に捉われず、ゆったりと煎茶と語らいを楽しむ「煎茶趣味」が急速に趣味人たちの間で広まり、また、江戸時代中期には中国文化から離れた、独自の方向性などが現れたこともあって、江戸や京都を中心に普及していった。
 昭和三一(1956)年には全日本煎茶道連盟が設立され、流派も様々存在しており、江戸時代に誕生した「宗匠派」に始まり、現在でも三十九の流派が連盟に加盟している。
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2008/5/19


茶杓 Chashaku Chashaku Teaspoon

Jp En

 茶杓(ちゃしゃく)とは、抹茶を茶器からすくって茶碗に入れるための茶匙(ちゃさじ)である。
 元々は中国で使用されていた金属製の薬匙で、芋の葉形の匙に柄をつけ、薬を破砕する目的でその根元の先は球状になっていた。
 やがて室町時代の末に茶の湯が成立すると、茶器を傷つける恐れのある金属製は適さなくなり、竹で作られるようになった。
 千利休(せんのりきゅう)の時代になると、慶首座(けいしゅそ)が利休の茶杓の下削りを行って節のある茶杓が出現し、慶首座の弟子・甫竹(ほちく)は利休の茶杓師として茶杓を確立した。
 茶杓には、一般的には苦竹科の竹が主に使われ、中でも晒竹が利用されることが多い。
 長さは17~21cmぐらいで、茶を掬う部分は幅1cm、長さ2cmほどの楕円形で、一方の辺を曲げた形状をしている。
 茶杓は、機能美が感じられる、伝統の茶道具である。
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