NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/4/9


HANA Hana 

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 私たちの生活になくてはならない明かり。
 昨今では昼夜を問わず、私たちを、生活を、街を強烈に照らし出してくれている。
 それ故に、ぼんやりと灯る明かりには何がしかの癒しを人々は無意識に感じているのではないだろうか。
 「HANA」は、そうした癒しというよりも、日々の生活をより豊かにしてくれる、正に華のような照明器具である。
 フードは三角形の面を集めて作られた多面体の形を成しており、それ自体がある種の華を連想させるデザインとなっている。
 枠で仕切られた三角形のフードは柔らかく光を透過し、それぞれがまるで花びらのように、明かりをまろやかに咲き散らせる。
 光を通さない枠と、通すフード面が織り成す明かりの紋様は、日々の生活にまみれた部屋を一瞬にして華やかに演出してくれる。
 炎から始まった私たちの明かりへの想いは、今も進歩し続けていることをこの照明器具は教えてくれているようだ。
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2007/12/25


EIZO FORIS.HD Eizou Forisu.eichidi EIZO FORIS. HD

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 磨き上げられたシンプルなデザインと、クオリティの高さが人気のカラー液晶テレビEIZO FORIS(フォリス)の新ラインが登場した。
 1台でテレビとPCモニターを兼ね、映像においては、垂直720ライン以上の解像度を保持、なおかつアスペクト比率が16対9である高解像度でありながら、従来のFORIS開発で培った、目にやさしい映像を継承する。
 音響面では、人間の生活の基底をなすピタゴラスの定理(3対4対5)に則り、低音部、高音部共に効果的で優れたクオリティを発揮することに成功した。
 側面には、日本発の製品であるという誇りの意識と共に、高貴とされる伝統色・弁柄(べんがら)の鮮やかな朱色を配す。
 デスクトップというパーソナルなたたずまいと共に、テレビとPCが最先端で融合進化した、新しい情報ターミナルの誕生である。
 
■デザインディレクター
 川崎和男
[→より詳しい記事を見たい方はこちら]
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2007/12/7


澄海岬 Sukai-misaki Cape Sukai

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 北海道の道北の日本海に浮かぶ利尻島と礼文島。その礼文島の西北部にある澄海岬(すかいみさき)は、島を代表する景観の一つである。
 観光バスで訪れることもできるが、礼文島最北端のスコトン岬からゴロタ岬、澄海岬へと歩いて巡る4時間のルートも用意されている。
 断崖絶壁、奇岩怪石の海岸線と入江や岬に群生するエゾカンゾウやエゾシシドウなどの高山植物の織り成す景観は、まさに日本海が造り出した秘境といえる。
 岬から見おろすと、海底の砂地がくっきりと見え、海底に触れられると思わせるほどの海水は、透明度の高い礼文島のなかでも代表格である。
 澄んだ海水は光の射す角度により、色が微妙に変化する。天気の良い日は、南国の海のように鮮やかなブルーを描き出し、刻々と変化する自然が与えてくれる贈物である。
 透明な海に心を鷲掴みされ、いつまでもいたくなる場所である。
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2007/10/4


漁火 Isaribi Isaribi

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 漁火(いさりび)とは、一般に釣り船の集魚灯の光が浜から見えるものを言う。
 現代の日本では、漁火といえば主に夏のイカ漁のものをさし、漁の時期には水平線が灯で一直線になることもある。
 集魚灯は、漁船が夜、魚をおびき寄せるために焚くかがり火のことで、シーズンとも成れば何十と集まり、さながら宝石をちりばめたようなロマンティックな光景となる。
 今では松明からランプへと変わったが、真っ暗な海を煌々と照らすランプの灯りは幻想的の一言。多くの地域では、漁火を目にして夏の訪れを感じる。
 晴れた日ももちろん綺麗だが、少し霧のかかった夜は更に神秘的になり、うつつとも思えぬ不思議で魅力的な夜景となる。
 漁火は、夏の夜を演出する、妖しくも美しい光景である。
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2007/7/19


全国花火競技大会(大曲の花火) Zenkoku-hanabi-kyougi-taikai(Oomagari-no-hanabi) The Omagari National Fireworks Competition

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 全国花火競技大会(ぜんこくはなびきょうぎたいかい)は、秋田県大仙市大曲にて行われる花火大会である。
 別名、大曲の花火(おおまがりのはなび)とも言い、日本三大花火大会の一つとされる。
 明治四三(1910)年、大曲にある諏訪神社祭典の余興花火として第一回奥羽六県煙火共進会が開催されたのが始まりとされる。
 大正四(1915)年、よりレベルの高いものを目指し、全国花火競技大会に名前と規模を変えた。
 雄物川河川敷が舞台で、名物の大会提供花火では、妖艶かつ壮大な音楽とともに約1500発の花火が咲き乱れる。
 激しくスパークする花火が夜空を包み込むクライマックスは、まさに圧巻といえる。
 全国花火競技大会は、内閣総理大臣賞など数々の賞が授与される、全国の一流プロ花火師たちの目標となっている大会である。
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2007/7/10


羅臼ひかりごけ Rausu-hikari-goke 

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 北海道の羅臼町にあるマッカウス洞窟。ここに、国内では最大規模となるヒカリゴケの一大群落がある。それが、羅臼ひかりごけである。
 国内でも貴重な存在であり、北海道の天然記念物に指定されている。
 ヒカリゴケは、ヒカリゴケ科に属し、主にヨーロッパや北アメリカ、日本に分布している。日本においても一般に寒冷な地を好み、北海道や本州の山岳部の一部で見られるものだ。また、洞窟や岩の隙間などの暗い場所を好むため、マッカウス洞窟はその生育に最適な場所だったのである。
 洞窟に入れば、暗闇の中でまるで大量のエメラルドをばら撒いてしまったかのようなまばゆい光を放つヒカリゴケをすぐに見ることが出来る。
 とはいえ、コケ自体が発光しているのではなく、光を反射しているため、発光しているように見えるのである。そのため、見る角度によっては違った色の光になる。
 暗い洞窟に揺らめく黄緑色は、見るたびに加減を変える、まさに一期一会の輝きだ。
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2007/7/4


十和田湖冬物語 Towada-ko-fuyu-monogatari 

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 「十和田湖冬物語(とわだこふゆものがたり)」は、毎年二月、青森・秋田両県の協賛により、三週間あまりに渡って行なわれる十和田湖の冬の観光イベントである。
 冬花火やスノーランプなどの「光」と、日本三大ばやしの一つに数えられる花輪ばやしや津軽三味線などの「音」が織り成すファンタジーの世界である。
 雪のゲート、遊覧船、乙女の像がライトアップされ、六千個のスノーランプやかまくらなどの灯が彩るロマンティックな「光」の部の圧巻は、何と言っても冬花火である。凛として澄み渡る冬の夜空に、大輪の花が開いては消えて行く。
 その他にも、青森のねぶた祭りの熱気を体感できる「ねぶたハネト体験」や、秋田の「なまはげ」などのイベントもあり、居ながらにして両県の祭りの雰囲気を体験できる。
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2007/6/4


朔(新月) Saku(Shingetsu) The New Moon

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 「朔(さく)」とは、月が太陽と同じ方向にあって、月を見る事ができないこと。「新月」とも呼ぶ。
 地球から見て月と太陽が同じ方向となり、月から反射した太陽光が地球にほとんど届かないことと、強い太陽光の影響で地上からは月が見えない。太陽の経路である黄道と、月の経路である白道が極めて近いか重なる地点で朔となった場合に「日食」が起こり、新月の輪郭が白い光の輪となって見ることができる。
 朔から次の朔までの周期は約29・5日である。風水の世界では、新月に入った瞬間から8時間以内に願い事のリストを2個以上10個以内作ると、願いが叶うと信じられているという。
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