NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/11/26


あきる野 二宮神社 Akiruno Ninomiya-jinja 

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 二宮神社は、東京、あきる野市二宮に鎮座する、國常立尊(くにとこたちのみこと)を祀神とした神社である。
 その創建年代は不明ながら、日本武尊が東征の折り、國常立尊を祀ったのが始まりといわれ、平安時代に編纂された延喜式神名帳にも登場する、古式ゆかしい神社である。
 また、藤原秀郷(ひでさと)が、平将門追討の折り、同社に戦勝祈願を行ったとも伝えられている。
 同社は多摩市の一の宮から始まり、横浜市の椙山神社を六の宮とする「武蔵六社宮」の二の宮にあたり、社号もこれに由来している。
 毎年九月八日から二日間、しょうが祭りが行われており、普段は静かな境内も「しょうがを食べれば風邪を引かない」という言い伝えの元、多くの参拝者で賑わいを見せる。
 境内には都内で最も古いといわれる、数学の問題を解いて奉納した算額が残されている。
 緑多い静かな境内で算額を前に、昔の人と知恵比べをしてみるのも面白いかもしれない。
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2007/4/16


埼玉 氷川神社 Saitama Hikawa-jinja Omiya Hikawa Shrine

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 埼玉の氷川神社(大宮氷川神社)は、埼玉県さいたま市大宮区高鼻町にある神社である。祭神は、須佐之男命、稲田姫命、大己貴命とされる。
 延喜式神名帳でも名神大社に列している古社である。
 埼玉県・東京都・神奈川県各地の280を越える氷川神社の本社であり、社伝によれば2400有余年前の考昭天皇時代の創立とされている。
 この一帯は出雲族が開拓した地であり、社名の氷川も出雲の「簸川」に由来するという説がある。
 東京奠都の際、明治天皇が勅祭社と定め、明治元(1868)年、親祭を行った。以来、例祭には勅使の参向があり、宮内庁楽師による歌舞が奉納される。
 大宮氷川神社は、初詣の人出は毎年全国10指に入るほどの人気であり、まさに地域を代表する神社といえる。
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2007/4/3


金鑚神社 Kanasana-jinjya 

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 金鑚神社は、旧官幣中社で、延喜式神名帳にも名を残す古社である。昔は武蔵国二の宮とも称された。地名の二の宮はこれによる。
 境内には、国指定重要文化財の多宝塔や、平安時代の後期、源義 家が奥州出兵のため戦勝祈願を当社にした時のものという伝説の「駒つなぎ石」「旗掛杉」「義家橋」などがある。
 社殿 本殿、拝殿、弊殿が一体となっており、本殿は享保9年、拝殿は安永7年、弊殿は嘉永3年に建築された。権現造りの社殿は修復されたが、内部の極彩色漆塗は建築当時のもの。
 幣殿の格天井に掲げられた15面の天井絵も必見である。
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2007/3/15


事任八幡宮 Kotonomama-hachiman-guu Kotonomama Hachimangu Shrine

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 事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)は、静岡県掛川市八坂にある神社である。祭神は、息長帯姫命、誉田別命、玉依比売命。
 創建時期は定かではないが、社伝では成務天皇の頃(84〜190年)とされている。
 平安時代の延喜式神名帳には己等乃麻知神社と記載されている。
 大同2(807)年、坂上田村麻呂が東征の際、桓武天皇の勅命によって、現在地へ遷座させたと伝えられる。
 枕草子に「思いのままに願い事が叶う」と記される、古い歴史をもつ神社である。
 康平5(1062)年、源頼義が岩清水八幡宮をここに勧請し、以来八幡宮を併称する。
 境内は広く、樹齢約千年の大杉や大楠など樹木が茂り、石垣に囲まれている。
 事任八幡宮は、静かな神域の森に囲まれた、古の社である。
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2007/2/14


笛吹神社 Fuefuki-jinjya Fuefuki Shrine

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 笛吹神社は奈良県葛城市笛吹にある神社で、正式名は「葛木坐火雷(かつらぎにいますほのいかずち)神社」。
 主神は火雷大神(ほのいかづちのおおかみ)と天香山命(あめのかぐやまのみこと)、創建は神武天皇の時代とされ、延長五(927)年に作られた延喜式神名帳にも名前が残る古社である。
 祭神の天香山命は音楽の神、火雷大神が火の神であることから、楽器の演奏者、製造業者や消防関係者などが多く訪れる。
 元旦には奉納演奏会が行なわれて、多くの人で賑わう。
 境内の鎮守の森は県天然記念物の「イチイガシ林」であり、古代の巨木を今に残している。
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長柄神社 Nagara-jinjya Nagara Shrine

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 長柄神社は奈良県葛城山の麓、南北に伸びる名柄街道と東西に伸びる水越街道が交わる要所に位置する神社である。
 別名を「姫の宮」、祭神は下照姫命(したてるひめのみこと)。創建は不明だが、延喜式神名帳にも名前が残る古社であり、日本書紀に天武九(680)年に「朝嬬に幸す、因りて大山位より以下の馬を長柄杜に看す、乃つ馬的射させたまふ」という記述がある。
 本殿は県指定の重要文化財。一間社春日造り、檜皮葺き丹塗りで作られており、唐様で描かれた天井絵は鮮やか。
 周辺は江戸の雰囲気を残す長柄集落、葛城古道の中間に位置し、散策する人々が足を休めくつろげる場所である。
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2007/2/8


早吸日女神社 Hayasuihime-jinjya 

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 大分県大分市(旧・佐賀関町)の中心街近くにある早吸日女(はやすいひめ)神社。平安時代中期に編さんされた「延喜式神名帳」にも記載が残る古刹である。
 伝説によると、創建は皇暦紀元前七(紀元前667)年。神武天皇東遷の際、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が佐賀関の関崎沖で神剣を失い困っていたのを、黒砂(いさご)・真砂(まさご)の二神が命をかけて取り返して助けた。このときの神剣をご神体として、古宮の地に天皇みずから祓戸(はらへど)の神(早吸日女神社)を奉り、建国を請い願ったのがはじまりとされる。飛鳥時代末期、大宝元(701)年に神慮により現在の地に遷座。
 ここ早吸日女神社では、毎年7月に夏祭りが行われる。宝物、サザエ、アワビなどの海の幸を乗せた数台の山車と氏子50人が引く山車や神輿が町内一円を引き回す。海にまつわる伝説のあるこの神社ならではの恒例行事である。
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