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宮城県の最南端の町、丸森町は阿武隈山地に囲まれた、自然豊かな町である。また、歴史的な遺稿や文化が数多く残る町でもある。
その町に、本山修験宗「松沢山光明院(まつざわやまこうみょういん)」が今も残る。ここに古くから伝わる例祭、「松沢山の火まつり」があり、毎年四月二九日に奉納されている。
鳥海山の山伏から伝わった儀式とされる「火まつり」は、「火渡りの儀式」とも呼ばれ、心身の罪・悪行・病気・災難などを焼き捨てるため、山伏や一般参拝客が祈りながら裸足で火の上を渡るというものである。
夕暮れの境内に張られた結界、その中央の護摩壇(ごまだん)に点火されると、勢いよく赤々とした炎が夜空に燃え上がる。その周りには祈祷を唱える山伏達が鎮座している。
火が下火になり、灰が平らにならされると、まず山伏衆による火渡りの儀式が始まる。その後、一般の参拝者達による儀式が行われる。危険も伴うため、皆の表情は真剣そのものであるという。
その町に、本山修験宗「松沢山光明院(まつざわやまこうみょういん)」が今も残る。ここに古くから伝わる例祭、「松沢山の火まつり」があり、毎年四月二九日に奉納されている。
鳥海山の山伏から伝わった儀式とされる「火まつり」は、「火渡りの儀式」とも呼ばれ、心身の罪・悪行・病気・災難などを焼き捨てるため、山伏や一般参拝客が祈りながら裸足で火の上を渡るというものである。
夕暮れの境内に張られた結界、その中央の護摩壇(ごまだん)に点火されると、勢いよく赤々とした炎が夜空に燃え上がる。その周りには祈祷を唱える山伏達が鎮座している。
火が下火になり、灰が平らにならされると、まず山伏衆による火渡りの儀式が始まる。その後、一般の参拝者達による儀式が行われる。危険も伴うため、皆の表情は真剣そのものであるという。
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