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「柳沢の焼け八幡(やなぎさわのやけはちまん)」は、宮城県加美郡加美町の柳沢地区に六〇〇年前から伝わるとされている、小正月行事である。祭りは一月一四日・一五日と、二日間に亘って行われる。
一四日夕方、若者たちが八幡神社に集まり、神社の前に藁と竹竿で小屋を作り、木に吊した一二束の藁灯ろうで、その年の天候を占うという。
翌日早朝、若者衆は集落を訪れ、家々を回って、嫁や女性の顔に「かまどの炭」を塗りつける。これは神の加護を願うとためだといわれている。そして空が明るくなり始めたころ、藁と竹で作った小屋を燃やし、当年の作柄を占う。
県の無形民俗文化財に指定された、地方色豊かなこの行事は、五穀豊穣・防火・家内安全を祈願して毎年行われ、受け継がれている。
一四日夕方、若者たちが八幡神社に集まり、神社の前に藁と竹竿で小屋を作り、木に吊した一二束の藁灯ろうで、その年の天候を占うという。
翌日早朝、若者衆は集落を訪れ、家々を回って、嫁や女性の顔に「かまどの炭」を塗りつける。これは神の加護を願うとためだといわれている。そして空が明るくなり始めたころ、藁と竹で作った小屋を燃やし、当年の作柄を占う。
県の無形民俗文化財に指定された、地方色豊かなこの行事は、五穀豊穣・防火・家内安全を祈願して毎年行われ、受け継がれている。
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