NIPPON Kichi - 日本吉

2006/12/15

大阪欄間 Oosaka-ranma Osaka Ranma (Transoms)

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 大阪欄間の始まりは17世紀初期といわれている。大阪府内の聖神社や四天王寺等にその伝統技法のもととなる技術がみられる。江戸時代中期には商家を中心とした一般の住宅の茶の間、客間等の鴨居(かもい)の上に、光を取り入れたり、風通しを良くするという実用性と品格を保つための室内装飾として、取り入れられてきた。
 大阪欄間には、軽やかな存在感を持つ、屋久杉の木目を活かした「彫刻欄間」、日本家屋の直線の美しさに調和する「筬欄間」(おさらんま)や「組子欄間」(くみこらんま)、など多数の技法がある。
 素材の特徴としては、屋久杉などの銘木や、春日杉、吉野杉、秋田杉、会津桐、桧などが用いられ、それらを大阪独特の道具を使って加工する。特殊な技術を駆使して、下絵の墨の筆先による細かい線まで削りだし、繊細な表現まで形にしている。

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住所
564-0001 大阪府吹田市岸部北5-30-1(株)ベターホーム内
連絡先
欄間工業協同組合(大阪欄間)
電話
06-6387-3462
HP
http://www.kougei.or.jp/ranma/




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