NIPPON Kichi - 日本吉

2007/2/23

大川彫刻 Ookawa-choukoku 

Jp


 大川彫刻は、福岡県大川市にて彫られる伝統工芸品である。
 約460年前の室町時代、榎津久米之介によって大川木工の歴史は始まったと言われる。
 大川彫刻における欄間彫刻は、立花藩の立川流の流れをくむ、天保3(1832)年生まれの村石繁太郎に始まると言われ、主に社寺彫刻を生業とした。
 昭和に入ると欄間彫刻は、木造住宅の茶の間などの鴨居の上に、採光と換気・通風を良くする実用性と、装飾性を兼ねた室内彫刻欄間へと移り変わっていった。
 欄間以外にも、木工の町・大川は工芸技術が発達しており、器、レリーフなど、デザイン感覚にも優れた様々な木彫り工芸が生まれている。福岡県知事指定特産工芸品とされている。
 大川彫刻は、長い歴史を誇る伝統の建築彫刻である。

この記事をお気に入りに、追加します

住所
831-0006福岡県大川市中古賀865-1
名前
大川ランマ彫刻振興会
電話
0944-86-2934




NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter