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富士山五合目の御殿場口から、富士山中腹をめぐる登山コースがある。
それなりに高低はあるものの比較的なだらかに続く道を歩いていくと、樹木が育つ限界に近づいて周囲に茂る樹木がだんだんと低くなってくる。
高原の雰囲気を味わいながら、丈の低いカラマツの中をしばらく進むと木がなくなっていき、やがて一面に岩と砂礫が広がる見晴しの良い場所に出る。
そこが御殿庭(ごでんにわ)である。
その標高は2300m付近で、宝永四(1707)年の「宝永大噴火」でできた「宝永火口」の第三火口の縁にあたる地点だ。
およそ2haに渡って岩と砂礫が広がっており、そうした砂礫地にコケモモの群落がポツリポツリと点在している。
周囲には他にもオンタデやミヤマオトコヨモギ、フジアザミのお花畑もみられ、また、すぐ上には宝永山がそびえており、荒涼とした原野の中に佇む山と点在する緑の光景は、一種独特の雰囲気を醸し出している。
それなりに高低はあるものの比較的なだらかに続く道を歩いていくと、樹木が育つ限界に近づいて周囲に茂る樹木がだんだんと低くなってくる。
高原の雰囲気を味わいながら、丈の低いカラマツの中をしばらく進むと木がなくなっていき、やがて一面に岩と砂礫が広がる見晴しの良い場所に出る。
そこが御殿庭(ごでんにわ)である。
その標高は2300m付近で、宝永四(1707)年の「宝永大噴火」でできた「宝永火口」の第三火口の縁にあたる地点だ。
およそ2haに渡って岩と砂礫が広がっており、そうした砂礫地にコケモモの群落がポツリポツリと点在している。
周囲には他にもオンタデやミヤマオトコヨモギ、フジアザミのお花畑もみられ、また、すぐ上には宝永山がそびえており、荒涼とした原野の中に佇む山と点在する緑の光景は、一種独特の雰囲気を醸し出している。
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