NIPPON Kichi - 日本吉

2007/1/9

大谷焼 Ootaniyaki Ootani Ware

Jp En


 大谷焼は、徳島県鳴門市大麻町大谷にて焼かれる、四国を代表する陶器の一つである。
 大谷焼は、安永9(1780)年、焼き物職人の文右衛門が大谷村山田の里にきて、ろくろ細工を披露し、火消し壷等の雑器を焼いたことがはじまりである。
 当時、阿波の国では焼物は珍しく、その妙技が評判となり藩主の耳にまで達し、天明元年藩窯が大谷村に築かれ、はじめて染付磁器が焼かれる事になった。
 最盛期には、数十軒の窯元が点在したといわれるが、現在作陶を続けているのは、8軒である。
 身の丈ほどもある大物陶器の製作には「寝ろくろ」(二人一組で一人が成形を担当、一人が寝転び足でろくろを回す)を使用するのが特に有名で、それを焼く窯の大きさは日本一とも評される。
 2003年に経済産業省指定伝統的工芸品に指定される。

この記事をお気に入りに、追加します

住所
772-0302徳島県鳴門市大麻町大谷字西台3番地 大麻町商工会内
名前
大谷焼陶業協会
電話
088-689-0204
HP
http://www.tsci.or.jp/ooasa/ootaniyaki.htm




NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter