桂春院 Keisyun-in
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京都妙心寺には四〇余りの塔頭があるが、桂春院(けいしゅんいん)はそのひとつに数えられる。
慶長三(1598)年、織田信忠の次男・津田秀則によって妙心寺に創建された見性院(けんしょういん)。秀則の死後、寛永九(1632)年に秀吉の家臣であった美濃の豪族・石河貞政が、父・光政の菩提所として見性院に方丈、庫裡、書院、茶室などを整備し、名を両親の法名から一文字ずつ取り、桂春院に改めたという。
桂春院では江戸初期の作庭といわれる四つの庭も拝観できる。それらは「清浄の庭」「思惟(しい)の庭」「真如の庭」「侘の庭」と名付けられ、国の名勝・史跡に指定されている。
庭園はそれぞれ違った趣をもち、豊かですばらしいものである。
慶長三(1598)年、織田信忠の次男・津田秀則によって妙心寺に創建された見性院(けんしょういん)。秀則の死後、寛永九(1632)年に秀吉の家臣であった美濃の豪族・石河貞政が、父・光政の菩提所として見性院に方丈、庫裡、書院、茶室などを整備し、名を両親の法名から一文字ずつ取り、桂春院に改めたという。
桂春院では江戸初期の作庭といわれる四つの庭も拝観できる。それらは「清浄の庭」「思惟(しい)の庭」「真如の庭」「侘の庭」と名付けられ、国の名勝・史跡に指定されている。
庭園はそれぞれ違った趣をもち、豊かですばらしいものである。
- 住所
- 616-8036 京都府京都市右京区花園寺ノ中町
- 名前
- 桂春院