NIPPON Kichi - 日本吉

記事数15件: 1~8 件表示     >>     >|  

2007/5/14


磯良神社 Isora-jinjya 

Jp

 宮城県色麻町にある磯良神社は、色麻町ののシンボルである河童を御神体にした珍しい神社である。
 今から約1200年前の延暦二二(804)年、征夷大将軍坂上田村麻呂が東夷征伐の時に、常陸国鹿島郡から磯良明神を勧請して祀ったのが始まりと伝えられる。阿度目神や河童明神とも言い、広くに「おかっぱ様」という名で知られている。元は、ここより南方にあった真山三十郎(大崎氏の家臣)の屋敷の氏神として祀られていたが、後に現在の色麻町に移された。木彫りの河童の像を御神体としており、縁結びや子宝に御利益があると言われている。御神体は60年に一度、開帳される。
 この神社の宮司は代々「川童」という姓を名乗っている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/5/11


茂宇気神社 Mouke-jinja Mouke Shrine

Jp En

 茂宇気(もうけ)神社は、鳥取県鳥取市鹿野町にある茂宇気古刹。
 かつては妙見大権現(みょうけんだいごんげん)と呼ばれる地元の氏神だったが、元禄五(1692)年に茂宇気神社と改名。現在に至る。
 創立起源は不明だが、明応年中(1492)年と思われる棟札(棟上げのとき、工事の由緒・年月日・建築者・工匠などを記して、棟木に打ちつける札)が現存している。
 今では茂宇気(もうけ)の名前の語呂から、商売繁盛にご利益があると、商売繁盛の神様として信仰を集める。
 町から少し離れているうえ、105段という長い石段を登らなければならないにも関らず、全国から参詣者が絶えない。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/4/20


上賀茂神社(世界遺産) Kamigamo-jinja(Sekai-isan) 

Jp

 上賀茂神社とは、京都府京都市北区にある賀茂別雷(かものわけいかづち)神社の通称である。祭神は賀茂別雷大神とされ、世界文化遺産に登録されている。
 創建は、神武天皇の頃、賀茂山に賀茂別雷命が降臨したとか、玉依日売が加茂川で懐妊し、賀茂別雷命が生誕した、など諸説ある。
 国史では、文武天皇2(698)年、賀茂祭の日の騎射を禁じたという記事が初出である。
 賀茂御祖神社(下鴨神社)とともに古代の賀茂氏の氏神を祀る神社であり、毎年5月15日に行われる京都三大祭の一つである葵祭は、両社が合同で行う例祭として有名で、欽明天皇5(545)年に始められたとされている。 一の鳥居から二の鳥居まで一面に芝生がひかれ、社殿60棟が並び、国宝の本殿と権殿は三間社流造りの雅やかな姿を見せている。
 上賀茂神社は、様々な伝承を持つ京都最古の神社である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/4/12


廿日市天満宮 Hatsuka-ichi-tenman-guu Hatsukaichi Tenmangu Shrine

Jp En

 厳島神社の神主として鎌倉幕府より任命された藤原親実(ちかざね)が桜尾城に着任後の天福元年(1233)年、藤原氏の守護神として鎌倉荏柄(えがら)天神社を勧請して、篠尾山に社殿を造り鎮座されたものと伝えられている。
 現在の社殿は明治二二(1889)年に再建されたものである。祭神の木造菅公坐像は、衣冠束帯の姿に両手で笏を持ち、畳台に座っている。
 勉学の神として今も多くの参詣者で賑わい、もちつき大会、書道展なども行われ、祭礼は10月第2土曜・日曜日に廿日市の氏神祭として執行され、奴連中の毛槍を先頭に、御祭礼保存会を中心としたみこし行列などが繰り出して賑わう。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/3/27


遠野郷八幡宮 Toonogou-hachiman-guu 

Jp

 遠野郷(とおのごう)八幡宮は、八百年以上の歴史を持つ、由緒ある古刹。岩手県遠野市松崎町に所在する。
 創建は鎌倉時代の文治五(1189)年。平泉の藤原氏を追討した源頼朝から遠野郷を授かった阿曾沼広綱が、松崎村の掘合に館を築き、その後阿曾沼親綱が横田城築城の際に城の東北(鬼門)である宮代に源氏の氏神である八幡を祀ったのがはじまりだという。
 寛文元(1661)年、南部直栄が、現地に遷座させた。そして昭和二五年、八幡神社から現社名、遠野郷八幡宮に改称。
 毎年9月13〜15日の例祭日には「流鏑馬(やぶさめ)の神事」と「馬場めぐり神事」が行われ、近隣の人々でにぎわう。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/3/20


三船神社 Mifune-jinjya 

Jp

 三船神社は、和歌山県那珂郡桃山町に所在。創建年は定かではないが、平安時代にはすでに創祀されていたと伝えられる。安楽川の郷村(ごうそん)が開かれた時以来の氏神である。
 社殿は天正十八(1590)年、摂社は慶長四(1599)年の建立。
 昭和四十年代、社殿は大修理を行い、往時の姿を復活させ、桃山様式そのままに、極彩色の壁画と彫刻も復現させた。現在の社殿は、南に三間社流造り(さんげんしゃながれづくり)の本殿、北に一間社隅木入春日造(いっけんしゃすみぎいりかすがづくり)の摂社丹生(にう)明神の2社からなる。
 毎年10月の第3日曜日には五穀豊穣を願う秋祭りを開催し、そろいのハッピ姿に身を包み、人々が威勢良く神輿をかついで町を練り歩く。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/3/12


長尾神社 Nagao-jinjya Nagao Shrine

Jp En

 長尾神社は、奈良県葛城市長尾にある神社である。祭神は、水光姫命(みひかりひめのみこと)、白雲別命(しらくもわけのみこと)。
 当麻路一帯を代表する地名が長尾で、その長尾氏の氏神であったとされるが、定かではない。
 伝説では、大和高田の竜王社(石園座多久虫玉神社)は竜の頭であり、長尾神社は竜の尾をあらわしていると伝えられている。
 また、長尾神社は大蛇、つまり巳の尾で、三輪明神は巳の頭であるとも伝えられている。
 長尾神社は、そんな太古からの伝説に登場する古社であり、かつて飛鳥京と難波を結ぶ日本最古の官道だった竹内街道と、伊勢・長谷街道が長尾街道と交差する長尾の森に鎮座している。
 社域は4千坪ほどで、社叢(社寺林)が素晴らしく、そこに立てば、自ずと厳かな気持になる。
 長尾神社は、何とも言えない神聖な雰囲気を持つ、聖地である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/2/21


播州加西 日吉神社 Banshuu-kasai Hiyoshi-jinjya 

Jp

 古来より雨乞いの神として人々の信仰の強い「播州加西 日吉神社」。兵庫県加西市に所在する古刹である。
 創建は、約千六百年前。記録によると、福居村(現別所西)に賀茂明神と称し、大塩荘福居村、北宿村、小林村の三ヶ村の氏神であったが、室町時代の応永年間(1394〜1428年)の頃、それぞれの村ごとに分離して神社を建設。これが現在の日吉神社のはじまりだという。
 随神は猿で、神猿と言い、本殿の中に祀られている。「神猿」と書いて「まさる」と呼ぶ。「まさる」は、「魔が去る」「勝る」の意味で、魔よけ等のご利益があるという。本殿には「眼猿(みざる)」「「口猿(いわざる)」「耳猿(きかざる)」の珍しい彫刻が施されている。
 薬医門の棟の鯱(しゃち)瓦は現存する鯱瓦で最も古いもの。石鳥居は、県の重要文化財に指定されている。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数15件: 1~8 件表示     >>     >|  
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter