天津司の舞 Tendushi-no-mai
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天津司(てんづし)の舞は山梨県甲府市小瀬町の天津司神社に古くから伝わる神事。日本最古の人形芝居とも言われ、人形浄瑠璃の始祖とも称される、国の重要無形民俗文化財である。
太古、甲府盆地は湖水であった頃、十二の神がここに舞い降り、湖面で舞い遊んでいたが、二神は天に戻り、一神は鏡池に沈んだ。しかし残る九神の神々が水面で舞い続け、この地が開かれたという伝説がある。その後、平安時代になって、村人がその神々の姿を模し、神像を造ったという。
毎年四月の桜の咲くころ、九体の人形が、小瀬町の天津司神社から隣町の下鍛冶屋町の諏訪神社へと御幸した後、境内に造られた「お舟囲い」と言われる幕の中で舞いを奉納。笛や太鼓に合わせて人形が幕の上へ登場する様は、幕の周辺から見ると、神々がまるで水面で舞うようである。
今でも町をあげて保護、保存を行い、伝統が伝えられている。
太古、甲府盆地は湖水であった頃、十二の神がここに舞い降り、湖面で舞い遊んでいたが、二神は天に戻り、一神は鏡池に沈んだ。しかし残る九神の神々が水面で舞い続け、この地が開かれたという伝説がある。その後、平安時代になって、村人がその神々の姿を模し、神像を造ったという。
毎年四月の桜の咲くころ、九体の人形が、小瀬町の天津司神社から隣町の下鍛冶屋町の諏訪神社へと御幸した後、境内に造られた「お舟囲い」と言われる幕の中で舞いを奉納。笛や太鼓に合わせて人形が幕の上へ登場する様は、幕の周辺から見ると、神々がまるで水面で舞うようである。
今でも町をあげて保護、保存を行い、伝統が伝えられている。
- 住所
- 400-0000 山梨県甲府市小瀬町
- 名前
- 天津司の舞