NIPPON Kichi - 日本吉

記事数2件: 1~2 件表示          

2008/7/23


綾広の滝 Ayahiro-no-taki 

Jp

 綾広の滝(あやひろのたき)は、御岳山のすぐ西の懐を流れる御岳沢にある滝のことで、落差10メートル、滝壺の深さ1・2メートルある。
 古来より武蔵御嶽神社の禊(みそぎ)の神事がおこなわれる神聖な滝で、「修行みそぎの滝」とも言われている。
 滝の手前には中里介山(なかざとかいざん)著書の「大菩薩峠」の登場人物・お浜にちなんだ「お浜の桂」の木がひっそりとたたずんでいる。大菩薩峠は幕末が舞台で、剣士である主人公・机竜之助が、甲州大菩薩峠に始まる彼の旅の遍歴と、周囲の人々の様々な生き様を描く話である。
 この滝周辺は、御岳ロックガーデンと呼ぶ岩石園である。養沢川の源流である七代の滝(ななよのたき)から綾広の滝までの道を整備して公園にしたもので、奥御岳の奥入瀬といわれている。
 この道は約1・5キロメートルあり、苔むした岩が多く点在する渓流沿いを歩きながら、東京とは思えないほどの自然を間近に感じとることができる。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



2007/1/22


二見興玉神社 Futami-okitama-Jinjya Futamiokitama Jinja

Jp En

 二見興玉神社(ふたみおきたまじんじゃ)は、三重県伊勢市二見町江にある神社である。境内の磯合に夫婦岩がある事で知られる。
 祭神は、猿田彦命と宇迦御霊之神(神宮外宮豊受大神の別名)。
 明治四十二(1909)年、猿田彦命を祀る興玉社と宇迦御霊之神を祀る三宮神社を合祀した。その際に二見興玉神社と称するようになった。
 古来、伊勢神宮に参拝する者は、その前に二見浦で禊を行うのが慣わしであった。やがてそれに代わるものとして、二見興玉神社で無垢塩祓いを受けるようになった。今でも、神宮式年遷宮のお木曳やお白石持ちへの参加者は浜参宮を行う。
 二見興玉神社は、伊勢神宮に関連する村社・別表神社であり、日本の神話と歴史、美しい風景を持つ神社である。
[+ADDRESS] この記事をお気に入りに、追加します



記事数2件: 1~2 件表示          
NIPPON Kichi - 日本吉 - 日本語に切り替える NIPPON Kichi - 日本吉 - to english

モノ・コト・ミル・ヒトで綴る
日本の美意識。

現在の記事 5444
カテゴリーズ
都道府県
キーワードシャッフル
お気に入り
キーワード検索
閲覧履歴



Linkclub NewsLetter