NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/10/4


日蓮 Nichiren Nichiren

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 日蓮(にちれん)は、鎌倉時代の僧。日蓮宗の開祖。
 貞応元(1222)年、安房国(千葉県)に誕生。一二歳で天台宗の山岳霊場・清澄寺に入り、道善房を師として、四年後に出家。
 その後、比叡山を拠点に、京都や奈良の諸寺、四天王寺、高野山に遊学。念仏、禅、真言を経て、仏教の真髄を「妙法蓮華経(法華経)」に見出す。
 建長五(1253)年、「南無妙法蓮華経」と題目を唱え、清澄寺で立宗宣言し、名を日蓮と改める。
 他宗批判を目的とした『立正安国論』を著し、幕府や僧からの反発を招く。生涯、四度の法難をくぐり抜けた。
 晩年は、甲斐国(山梨県)の身延に隠棲し、信仰指導を続けた。『開目抄』、『観心本尊抄』などを著述。他に、「大曼陀羅本尊」を完成させた。
 武蔵国(東京都)にて、六一歳で死去。皇室から日蓮大菩薩と立正大師の諡号(しごう)が贈られた。
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2007/2/19


仏隆寺 Buturyuu-ji Butsuryuji Temple

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 仏隆寺は奈良県宇陀市に位置する真言宗室生寺派の寺院。室生寺の末寺であり、室生寺の南門とされる。
 嘉祥三(850)年に賢恵が開基したが、興福寺別当、修円の庵であったとも言われる。
 本尊の十一面観音菩薩立像は聖徳太子の作とされ、境内には賢恵の墓である珍しい方形造りの石室が残る。
 大和茶発祥の地であり、空海が中国から持ち帰った茶葉を、弟子の賢恵が栽培したことが始まりと言われる。寺には空海の唐から持ち帰った石臼が伝えられている。
 山門からの石段は「大和三名段」の一つであり、春は樹齢九百年の桜の大木が訪れるものを迎え入れ、秋には赤い彼岸花が参道を染め上げる。その様は絶景である。
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2007/1/8


薬王寺 Yakuouji Yakuoji Temple

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 医王山薬王寺は、徳島県海部郡日和佐町にある真言宗高野派の寺である。本尊は厄除薬師如来。
 薬王寺は、神亀3(726)年、行基菩薩が聖武天皇の勅願を受けてこの地に巡錫し、寺を建立した。弘仁6(815)年、平城上皇の勅命によって弘法大師が本尊薬師如来を刻み、開基する。四国霊場23番礼所であり、厄除根本御祈願所として知られている。
 寺号を無量寺院医王山としているのは、無限の生命を伝え、医の王であるという意味。また、寺名を薬王寺というのは、薬の王を表している。
 高野山真言宗の別格本山とされ、嵯峨天皇・淳和天皇は厄除の祈誓を願い、土御門上皇は嘉禄2年皇居として行在し、また後嵯峨天皇は寛元元年伽藍の再建をして仁助親王が落慶の法筵に入ったと伝えられている。
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