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高千穂の南方、諸塚山の中腹に鎮座する秋元神社(あきもとじんじゃ)。参道の長い階段を上り切り、ふたつ目の鳥居をくぐると、眼前に境内が現われる。境内はさして広くはないが、静寂に包まれ、御神木の銀杏に守られた小さな拝殿からは神秘が漂う。流れ落ちる清らかな山の水は、御神水として祀られている。
神武天皇の孫にあたる建磐竜命(たていわたつのみこと)が創建し、天和三(1683)年に現在地に建立したと伝えられている。珍しいのは建物の向きで、一般的には南方から西方に向けるべきところ、秋元神社は北東を向いており、これはきわめて珍しい。「パワースポット」などと呼ぶ人が多いのは、そんな理由からだろうか。
秋元神社では毎年一一月下旬ごろ、今年一年の無事に感謝し来年の五穀豊穣を願い、山神楽が奉納される。ひと晩かけて行うこの神楽奉納には、数千円の初穂料を収めれば誰でも立ち会うことができる。
神武天皇の孫にあたる建磐竜命(たていわたつのみこと)が創建し、天和三(1683)年に現在地に建立したと伝えられている。珍しいのは建物の向きで、一般的には南方から西方に向けるべきところ、秋元神社は北東を向いており、これはきわめて珍しい。「パワースポット」などと呼ぶ人が多いのは、そんな理由からだろうか。
秋元神社では毎年一一月下旬ごろ、今年一年の無事に感謝し来年の五穀豊穣を願い、山神楽が奉納される。ひと晩かけて行うこの神楽奉納には、数千円の初穂料を収めれば誰でも立ち会うことができる。
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