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広島県にある「今高野山(いまこうやさん)」は、 平安時代の弘仁十三(822)年、弘法大師・空海の開基と伝えられています。龍華寺をはじめとして大乗院、安楽院、一乗院址のほか、丹生神社、舞殿、庭池などがあり、ここ甲山の地の象徴となっている。
今高野山の名は、和歌山にある高野山の守護神である丹生、高野両明神を勧請したところから、「新しい高野山」という意味で付けられたとか。
総門は蟇股(かえるまた・梁や桁の上に置かれる、輪郭が山形をした部材)、頭貫(かしらぬき)に施された紋様の「絵様肘木(えようひじき)」「懸魚(けぎょ)」が見事で、県の重要文化財にも指定されている。
今高野山は貴重な樹木が多く見られることでも有名。龍華寺のカラマツは県天然記念物だ。そのほか、杉の巨木群やシラカシ、イロハモミジなどが植生し、今高野山全域が緑地環境保全地域に指定されている。
今高野山の名は、和歌山にある高野山の守護神である丹生、高野両明神を勧請したところから、「新しい高野山」という意味で付けられたとか。
総門は蟇股(かえるまた・梁や桁の上に置かれる、輪郭が山形をした部材)、頭貫(かしらぬき)に施された紋様の「絵様肘木(えようひじき)」「懸魚(けぎょ)」が見事で、県の重要文化財にも指定されている。
今高野山は貴重な樹木が多く見られることでも有名。龍華寺のカラマツは県天然記念物だ。そのほか、杉の巨木群やシラカシ、イロハモミジなどが植生し、今高野山全域が緑地環境保全地域に指定されている。
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