NIPPON Kichi - 日本吉

2007/5/31

樽前ガロー Tarumaegaro Tarumae Garo Ravine

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北海道の樽前山から流れ出る樽前川が、幾度となく繰り返された樽前山の噴火によって発生した火砕流が作り上げた山裾を、長い年月をかけて少しづつ侵食し、最上流部に樽前ガローを作り上げた。
 ガローとは、東北地方の言葉で「崖の間を川が流れる場所」という意味で、その名の通り、川の両脇には垂直の岸壁が立ちはだかる光景が2キロほど続く。
 緑一面に苔むした高さ5mの切り立った崖に囲まれた空間を、樽前川の美しい澄み切った水が流れる様は清涼感にあふれ、まるで別世界のようだ。
 川に架かっている3本の橋から眼下に見下ろす川の眺めは最高だ。また、川の脇の遊歩道から川辺に降り、岸壁を見上げることもできる。野鳥のさえずりとともに安らぎのひとときを与えてくれる。
 1979年には、苫小牧市自然環境保全地区に指定されている。

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住所
北海道苫小牧市
名前
樽前ガロー




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