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福井の水中綱引きは、福井県三方郡美浜町日向にて行われる、無病息災・豊漁を願う伝統行事である。国の無形民俗文化財に指定されている。
真冬の1月第3日曜日に行われ、運河に飛び込んだ若い男達が、結ばれた大網を東西に分かれて引きちぎり、神に捧げるため切れた網を外海に流す。
美浜町日向は、三方五湖のひとつ「日向湖」と若狭湾の間にある細長い町で、古くから漁師町として知られていた。その昔、日向と若狭湾を繋ぐ運河に大蛇が出て川を塞いで困っていた所、「蛇は自分より大きいものを恐れる」と言われ、藁で大きな綱を造り、運河に張っておいたら大蛇はいなくなったという。村人は喜び、縁起の良い綱に触れようと海中で引き合ったのが、綱引きの由来とされる。
真冬の1月第3日曜日に行われ、運河に飛び込んだ若い男達が、結ばれた大網を東西に分かれて引きちぎり、神に捧げるため切れた網を外海に流す。
美浜町日向は、三方五湖のひとつ「日向湖」と若狭湾の間にある細長い町で、古くから漁師町として知られていた。その昔、日向と若狭湾を繋ぐ運河に大蛇が出て川を塞いで困っていた所、「蛇は自分より大きいものを恐れる」と言われ、藁で大きな綱を造り、運河に張っておいたら大蛇はいなくなったという。村人は喜び、縁起の良い綱に触れようと海中で引き合ったのが、綱引きの由来とされる。
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