NIPPON Kichi - 日本吉

2006/12/22

勝山竹細工 Katuyama-takesaiku Katsuyama Bamboo Basketry

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 勝山竹細工は、岡山県真庭市勝山の実用工芸品である。
 起源については不明だが、最初は「月田の竹細工」と呼ばれ、その代表「そうけ」は、古くから使用されてきた。江戸時代末期に作られたと思われる「張ぞうき」と呼ばれる竹籠から、その時期には基礎が出来ていたと推察される。
 1979年伝統工芸品に指定。
 真竹の甘い香りやひごの編み目模様など竹の持つ美しさに加えて、確かな技、厳選された真竹そのものの美しさ、日用品の中に巧みに生かした使い良さ、その美と技が一対となっているのが魅力である。
 元々農耕用や台所用品が主で、ざるの一種、「そうけ」「めしぞうけ」作りから始まった実用性の強い工芸品であり、使い続けるうちにだんだん飴色になり、つやが出てくるのも使う楽しみの一つといえる。

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住所
717-0013 岡山県真庭市勝山53-1
名前
真庭市勝山支局産業建設課
電話
0867-44-2927
HP
http://www.kougei.or.jp/crafts/0705/f0705.html




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