NIPPON Kichi - 日本吉

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2007/7/12


鳥獣戯画 Chou-juu-giga Choju Giga Scroll

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 鳥獣戯画は京都嵐山、栂尾山高山寺に伝わる絵巻物である。
 正しくは「鳥獣人物戯画巻」と称される。甲、乙、丙、丁の全四巻、国宝。
 平安時代末期から鎌倉時代前期、天台宗座主、鳥羽僧正覚猷(とばそうじょうかくゆう)の作とされるが、複数の人物の作品をあわせたとも言われる。
 動物を擬人化して描いたもので、兎、猿、蛙などを始め牛、犬、麒麟などの神獣も描かれている。内容は当時の世相をおおらかに風刺したものだが、一部脱落があり不明な点もある。
 擬人化や動きを表す効果線などが多く使われており、現在の漫画やアニメーションの元祖であると言われている。
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2007/2/19


花鳥画 Kachou-ga Flower Bird Painting

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 花鳥画とは花、鳥、虫を画題に描く東洋画の総称。人物、山水と並び三大画題の一つである。
 中国、唐代に成立し、北宋の時代に完成し、隆盛を誇る。
 平安時代に日本に伝えられ、江戸時代に入り、城や寺社の装飾として屏風、襖、衝立などに描かれる障屏画(しょうへいが)として武士層に広まる。その後、文治政策から庶民にも触れる機会が増え、人気を博した。
 写実的な中国の画に対して、日本では俳句のように四季を画題で表現する手法が使われ、春夏秋冬の花鳥が抽象的に描かれる。
 日本だけではなく、中国、朝鮮にも伝わる画題であり、世界的にも人気が高い。
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2007/1/29


烏丸半島の蓮 Karasuma-hantou-no-hasu The Lotuses of Karasuma Peninsula

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 烏丸半島(からすまはんとう)の蓮とは、滋賀県草津市に広がっている大群落のことである。
 蓮は、およそ9.3haにも及び、日本でも有数の名所となっている。7月中旬から8月中頃まで順次花を咲かせる。鑑賞には午前6時前後の早朝がお薦めである。
 蓮の、大きく広げた蓮の、葉の上で揺れる水玉の動くさまを観ていると、いつしか時間を忘れて瞑想の世界へと誘われてしまう。
 この群生地に接して、草津市が水生植物園「みずの森」を作り、200種の植物を栽培している。
 多種の蓮や睡蓮、温室には南方の園芸種も揃え、ミニ劇場では全国の蓮園や、蓮の種類等を上映している。蓮の開花時期は開園を7時に早めているので、群落を堪能した後の休憩には最高である。
 烏丸半島の蓮の群落は、琵琶湖との風景のコントラストも美しく、壮観で魅惑的な光景である。
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2007/1/12


木部弘 Hiroshi Kibe Hiroshi Kibe

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 1931年、東京都浅草橋生まれ。江戸からかみの伝統工芸士。
 からかみの歴史は、平安中期、中国産唐紙の模造から始まる。後に江戸にて、捺染摺りや刷毛引き、砂子振りの技法を多く用いた江戸からかみが生まれた。
 1650年、父の仕事を継ぐため、からかみの捺染加工の仕事に従事する。
 氏の作品の中で特に素晴らしいのが、色とりどりの花鳥、人物などの更沙模様を襖面一杯に貼り込んだからかみである。
 「この仕事は名人も下手もありません。ただ丁寧にやることと、使う人の気持ちになって仕事をすることが大切です。襖は一枚だけでなく何枚も並ぶので、一枚一枚が同じように仕上がり、しかも味があるように心がけています」とは、氏の言葉。
東京都伝統工芸士。1997年、葛飾区伝統工芸士に選定される。
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2006/12/15


佐賀錦 Saga-nishiki Saga Nishiki

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 佐賀県の伝統工芸、佐賀錦。金、銀、漆を貼った特製の和紙を細く裁断したものを径糸(たていと)とし、絹の縒糸を染色したものを緯糸(よこいと)として丹念に織り上げる。文様は伝統的な網代(あじろ)、沙羅(さや)型、菱など様々だ。
 起源は古く、約190年前、江戸時代初期に肥前鹿島の藩主鍋島家の後室が網代天井を見て織物にすることを発案したのが始まりだとか。その後技術の改良を重ねながら従来の綾織のほかに花鳥図・風景画等、精巧な技術を駆使した織り込み模様が織り出されるようになった。
 佐賀錦は非常に精緻な技術を要し、一日僅かしか織ることができないため、現代では袋物などの実用品が多い。美術品としては、手作りの素朴で暖かい魅力とと豪華絢爛で気品のある優雅さを併せ持つ美しさが、日本の伝統工芸品の白眉と称されている。
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切木ぼたん Kirigobotan Kirigo Peony

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 佐賀県唐津市肥前町の「ぼたんと緑の丘」には、県の天然記念物「切木ぼたん」がある。一見、数十株のぼたんが咲き誇っているように見えるが、実はたった一株の根元から多数の枝が分岐しており、その姿には思わず感嘆の声が漏れる。
 伝説では、今から約400年前、豊臣秀吉によって滅ぼされた波多三河守の家臣・井手賢介が、廃城となった岸岳城で艶やかに咲くぼたんを見つけ、切木村に持ち帰って大切に育てたものだと言われている。
 その後、このたった一株のぼたんは、出(いで)家の手で代々大切に育てられてきた。ぼたん園には、今も約500もの花を咲かせ続けている。見ごろは1~2月。かつて領主に見せたのと同じ美しい姿で目を楽しませてくれる。
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