NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/1/29


【水】 Sui Water

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 象形文字としては最も古い甲骨文の字形にあるように、小さな水の流れを示しています。甲骨文には両側の三つの水滴で飛沫の様子を強張する形がありますが、金文になるとそれはもう見えなくなってきます。その代わりに両側に水滴が二つになり、すでに現在の常用漢字の字体と大体一致した構造の形に省略されてきました。
 この字は明らかに「雨」ではないのですが、ちょっと雨を思い出させる点があります。ただ、ストレートに空から落ちてくる水滴ではなく、勢いよく飛沫をピシャピシャとはねさせて、さらさら流れる自然の水の様子を象っているのでしょう。
 中国で、「万物は木・火・土・金・水から成る」という五行思想が生まれるのは孔子の時代に近く中国戦国時代からで、水は伝統的にその行の一つとして重視されてきました。『礼記』と『孟子』に水を君子と例える比喩が見られ、『老子』は水の謙虚でかつ強かな質をほめます。白川文字学まで漢字研究の通説となっていた1900年前の後漢の字書『説文解字』では、水の字をむりやり当時の政治理念でもあった陰陽説に適用して、真ん中は陽、両側の滴は陰だと説明しています。
 
■ 水・甲骨文(こうこつぶん)
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2007/9/21


安倍清明 AbenoSeimei Abeno Seimei

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 陰陽師として知られる安倍晴明(あべのせいめい)は、平安時代の『今昔物語集』、鎌倉時代の『宇治拾遺物語』、歌舞伎や文楽の演目の中で語り継がれてきた伝説的な人物。
 出自には謎が多い。幼少期から怪異を見る力があり、当時の陰陽道の大家・賀茂忠行に師事して、天文・暦法・占術などの知識を吸収した。やがて、式神を操り、病を鎮め、雨を降らせるまでに至ったが、晴明の個性は、時空間を読む力、暦の秘密の把握にあったという。陰陽五行と占術の関係を理論化した『占事略決』を始め、いくつかの秘伝書を記した。
 当時としては異例の85歳という長寿だった。晴明の死後、彼の子孫は土御門家として、歴史の舞台裏で君臨し続けた。京都にある安倍晴明神社には、今でも参拝者の姿が途絶えない。
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2007/3/22


佐世保独楽 Sasebo-goma 

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 佐世保独楽(させぼごま)は、頭が大きくて足が細い、らっきょ型の形状が特徴。相手の独楽を打ち割って遊ぶ「けんか独楽」として遊ばれてきた。佐世保の独楽作りは、明治時代からはじまったとされる。
 佐世保独楽の材質はブナ科のマテバシイという広葉樹。上部には色鮮やかな色彩が施されている。色彩は、中国の「陰陽五行説」に影響され、青、赤、黄、白、黒の5色で構成されている。これは、日本の独楽が中国から伝来したことに由来すると推測される。この5色は、世界や宇宙を意味していると言われる。
 現在「佐世保独楽本舗」では、玩具のほか、鑑賞用の雛独楽、端午独楽や干支など、縁起物や四季折々のもの約400種類の独楽を製作、展示販売している。製作過程は見学もできるという。
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2006/12/18


水引 Mizuhiki Mizuhiki

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 水引とは、慶弔事の時、祝儀袋や不祝儀袋、または進物にかける紐のこと。和紙を縒ってこより状にし、水糊を引いて乾かし固めたものである。
 その起源は飛鳥時代にまでさかのぼり、神事の供物を束ねる紐として用いられた。一色または二色が組み合わされた水引の色は、日本古来の衣装装束の格式、あるいは中国の陰陽五行説に由来すると言われ、それぞれの色・本数・結び方の使い分けに重要な意味がある。
 地域によってその意味は変わってくるが、慶事には紅白や金銀など、弔事には黒白や銀白などを使うことが多い。
 また、一般的によく使われる蝶結びは、何度もほどいたり結んだりできる結び方のため、「こんな喜ばしいことは何度あってもいい」という意味。色と結び方に想いを込める、日本伝統の美しい習慣である。
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