NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/4/4


切込の裸カセドリ Kirigome-no-hadaka-kasedori Hadaka Kasedori (Naked Bird Festival) in Kirigome

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 加美町宮崎の切込地区に「切込の裸カセドリ(きりごめのはだかかせどり)」という小正月の行事が古くから伝わる。一月一五日の夜に行われる行事で、現在では県の民俗文化財に指定されている。
 切込の裸カセドリは、火災を防ぐ火伏せと厄払いを祈願すること、そして肉体的な試練を受ける通過儀礼の意味合いもあるといわれており、一五歳以上の男子が参加する。
 まず、初めての参加者や新婚者、厄年の者は頭に藁帽子を被り、裸の腰に注連縄(しめなわ)をつけ、家々の訪問に先立って他の参加者から水を浴びせられるという。
 そして「へそび」と呼ばれる竈(かまど)の墨を、顔や体や手につけて集落の家々をまわる。家に上がった者達は家人に墨をつけて、新年の挨拶をしてから酒や食べ物のもてなしを受けるという、とても変わった祭りである。
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2008/3/25


注連飾り(東北地方) Shimekazari(Touhoku-Chihou ) Shimekazari (Tohoku region)

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 注連飾り(しめかざり)とは、神社などに用いられている神域と外界とを隔てるための注連縄(しめなわ)がもとになっているといわれている。
 新年を迎えるにあたり玄関先などに吊るされ、外部から災いや厄が家の中に入るのを防ぐ魔除け・結界として、また新年に向け不老長寿や五穀豊穣などの様々な願いを込めて飾られてきた。
 東北地方の注連飾りには、紙垂(しで)や、橙(だいだい)などと一緒に、餅・昆布・松葉・魚などの食べ物を飾る風習が多く残されているという。
 昆布には「よろこんぶ」などのめでたい意味、魚は一家の無病息災を祈るほか、家格や大漁を誇示する意味などが込めれていることもあったという。
 このように食べ物を飾りつけることで、旧年中の豊作への感謝と、また新年も実り多き年であるよう、五穀豊穣を願う気持ちが込められているのかもしれない。
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注連飾り(福岡、宮崎) Shimekazari(Fukuoka,Miyazaki) Shimekazari (Fukuoka, Miyazaki)

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 注連飾り(しめかざり)とは、神社などに用いられている神域と外界とを隔てるための注連縄(しめなわ)がもとになっているといわれている。新年を迎えるにあたり玄関先などに吊るされ、外部から災いや厄が家の中に入るのを防ぐ魔除け・結界として、また新年へ向け不老長寿や五穀豊穣などの様々な願いを込めて飾られる。
 九州地方、特に福岡や宮崎などの注連飾りには「鶴」の意匠が多く見られる。放射状に広がった束は広げた翼や尾を表しており、くちばしにあたる箇所は赤く色づけされていることも多いようだ。また、稀ではあるが「亀」をかたどった注連飾りも見られる。
 鶴・亀は古来より、「長寿を象徴する吉祥の動物」として尊ばれ、祝の席には欠かせないものとして、その意匠が要所要所に用いられてきた。鶴亀の他にも松竹梅や宝船などを飾りつけることで、新年をめでたく祝うと共に、末永く健康に暮らすことが出来るように、との思いを込めているのかもしれない。
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注連飾り(島根、山口) Shimekazari(Shimane,Yamaguchi) Shimekazari (Shimane, Yamaguchi)

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 中国地方の一部の注連飾り(しめかざり)には、紙垂(しで)や、橙(だいだい)などと一緒に、赤唐辛子が飾られているものがある。
 唐辛子は、古来より世界の各地で「魔除け」として用いられることが多い。玄関に吊るすことで邪気の侵入を防ぐと言われている。
 棘のある植物や香りの強いものは悪鬼を祓うと言われ、節分の日に柊の枝と鰯の頭を門戸に挿す習慣と通じるのかもしれない。
 また、紙垂を飾ることには外からの災いや厄を吸収させるという意味もある。
 「注連・シメ」は「占める」の意味で、注連縄は疫病などの不浄なものの侵入を封じ、神などがいる「結界」を示し、また、幸せなどを外へ逃がさないようにする印として張られる。
 こうした注連縄の役目は、注連飾りのもとになっているといわれる。
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2008/3/11


紙垂 Shide 

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 注連縄(しめなわ)や玉串、祓串、御幣などにつけて垂らし、特殊な裁ち方をして折った紙を「紙垂(しで)」という。「四出」とも表記され、単に「垂」と書かれる事もある。
 かつては木綿(ゆう)などの布が用いられていたが、現在は奉書や美濃紙、半紙などの紙が使われており、裁ち方・折り方は伊勢流、白川流、吉田流などの代表的な流派の他に、神社による伝統の裁ち方・折り方もある。垂らされる数によって二垂、四垂、八垂などと表わされ様々な形式があるが、いずれも白衣を着用して身を清めた上で、心を落ちつけ紙垂を作り上げる。
 注連縄に垂らして用いる時は、神域や祭場などの聖域と外界とを隔てるものとして、玉串、祓串、御幣などに用いた時は祓具としての意味を持つなど、それぞれの用途が存在する。
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2007/11/15


宝船熊手 Takarabune-kumade Takarabune-kumade (Treasure Ship Rakes)

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 毎年一一月に催される酉の市。その発祥の地とされる浅草・鷲(おおとり)神社の酉の市だけで販売される縁起物が宝船熊手だ。製造販売している店は現在、浅草「よし田」のみ。サイズは二寸から一尺三寸まであり、酉の市が終わった日から一年かけて作られる。
 型で切り抜いた紙に線を描き、絵の具で彩色。面相(顔描き)をすませた人形を宝船に刺し込み、全体のバランスを整えれば完成。特に難しいのが表情を描き分けなければいけない面相だ。この手描きの手法は江戸時代から代々受け継がれてきたもの。現在は「よし田」大女将の吉田啓子さん、長女の京子さんが継承している。
 七福神や財宝、鯛などが鮮やかに彩られ、注連縄の先端を船の舳先に似せて熊手全体が宝船に見立てられているのが特徴。全体に赤い色を使っていることから「赤物」と呼ばれている。鷲神社の酉の市で最も人気の高い縁起物のひとつである。
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2007/11/14


注連縄 Shimenawa 

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 神域や祭場などの聖域と外界とを隔てる「注連縄(しめなわ)」は、「標縄」「七五三縄」とも表記され、神社の周りや御神体を囲む様に張られたもので、紙垂(しで)を垂らして用いられる事が多い。
 正月などに玄関先に飾られる「注連飾り(しめかざり)」も、注連縄の形態の一つで、人間に災いをもたらすという禍神(まがかみ)を「しめだす」もの。中国で死霊が入り込まない様に、水で清め連ねて張った縄の「注連(ちゅうれん)」が伝わったとされる。
 起源としては古代から伝えられていて、天照大神(あまてらすおおみかみ)が天岩戸(あまのいわと)から引き出された時に、二度と入れない様にフトダマが注連縄に当たる「尻久米縄(しりくめなわ)」で岩戸を塞いだという事が云われており、古くからの風習として行われていた。
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2007/7/24


ねんねこ祭 Nen-neko-matsuri Nen-neko Festival

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 ねんねこ祭(ねんねこまつり)は、和歌山県東牟婁郡串本町にある木葉神社(このはじんじゃ)にて、毎年12月第1日曜日に行われている祭りである。和歌山県の無形民俗文化財に指定されている。
 朝6時ごろから神事が始まり、昇子旭の礼拝、神功皇后の皇子愛育の故事に由来し、乳幼児の守り神として近隣から参詣者を集めている子守の神事、そして行事稲穂播きで終わる。
 非常にゆったりとした祭り運びで、暗い森の中にある石積み上に注連縄をめぐらせた神の座で、太陽を拝む事から始める所は、どこか古代の祭りを感じさせる。
 祭りの後、境内で奉納される獅子舞はこの地方独特のもので、子供の天狗のアクロバティックな動きに喝采とお捻りが飛び、見る人を魅了する。
 ねんねこ祭は、荘厳で静謐な神事である。
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