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「うんすんかるた」は室町時代にポルトガルの船員から伝わった南蛮カルタ、すなわちトランプを日本で作りかえたカルタのことである。
もともとは、天正年間(1573~91)に、南蛮かるたを模して初めて国産のカルタが作られる。福岡県大牟田市三池でのことで、これが「天正かるた」である。江戸時代に入るとこの天正かるたが発展し、「うんすんかるた」が作られたのである。
天正かるたは48枚なのに対して「うんすんかるた」は75枚もあり、ゲームの内容も複雑であった。名前の由来はポルトガル語で、「ウン」は一番、「スン」は最高という意味からきているらしい。
うんすんかるたは流行するにつけて賭博性も強くなり、江戸時代中期には禁止令までだされた。その後、途絶えたと思われていたが、熊本県の人吉地方で遊び継がれていた。
もともとは、天正年間(1573~91)に、南蛮かるたを模して初めて国産のカルタが作られる。福岡県大牟田市三池でのことで、これが「天正かるた」である。江戸時代に入るとこの天正かるたが発展し、「うんすんかるた」が作られたのである。
天正かるたは48枚なのに対して「うんすんかるた」は75枚もあり、ゲームの内容も複雑であった。名前の由来はポルトガル語で、「ウン」は一番、「スン」は最高という意味からきているらしい。
うんすんかるたは流行するにつけて賭博性も強くなり、江戸時代中期には禁止令までだされた。その後、途絶えたと思われていたが、熊本県の人吉地方で遊び継がれていた。
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