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昭和十一(1936)年、沖縄県石垣市に生まれる。平成八(1996)年、重要無形文化財「紅型(びんがた)」保持者認定(人間国宝)を受ける。
「紅型」は、琉球王国の王朝文化を象徴する華麗な染色である。その色は沖縄の自然の色を映しているとも言われ、その圧倒的な色彩美は伝承の技を継承する匠たちが日々技を追求する琉球唯一の染物だ。
王那覇有公氏は、紅型三宗家の一家、城間家十四代、城間栄喜氏に師事、修行を積んだ。その後三四歳で公募展に初出展、数々の輝かしい受賞を遂げる。
経歴は華やかだが、氏の仕事はじつに地道な作業の繰り返しだ。細やかさと忍耐が要求される手仕事を積み重ねてはじめて美しい染めに仕上がるのだという。
現在は読谷村にある工房「玉那覇紅型研究所」で一家をあげて、紅型の製作に日々取り組んでいる。
「紅型」は、琉球王国の王朝文化を象徴する華麗な染色である。その色は沖縄の自然の色を映しているとも言われ、その圧倒的な色彩美は伝承の技を継承する匠たちが日々技を追求する琉球唯一の染物だ。
王那覇有公氏は、紅型三宗家の一家、城間家十四代、城間栄喜氏に師事、修行を積んだ。その後三四歳で公募展に初出展、数々の輝かしい受賞を遂げる。
経歴は華やかだが、氏の仕事はじつに地道な作業の繰り返しだ。細やかさと忍耐が要求される手仕事を積み重ねてはじめて美しい染めに仕上がるのだという。
現在は読谷村にある工房「玉那覇紅型研究所」で一家をあげて、紅型の製作に日々取り組んでいる。
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