NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/4/4


伊豆沼内沼はすまつり Izunuma-uchinuma-hasu-matsuri Izunuma-Uchinuma Lotus Flower Festival

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 宮城県の仙北平野に4平方キロメートル、水深は一番深いところでも1.6メートルの湖、伊豆沼・内沼(いずぬま・うちぬま)。国際的に重要な湿地としてラムサール条約の登録地となっている。天然記念物のマガンやヒスクイなどの水鳥が多く越冬し、豊富な水生植物のほか、魚類や貝類、水生昆虫などが生息している。
 この湖面には七月末から八月末の約一ヶ月間、一面にハスの花が開花し、「伊豆沼内沼はすまつり」が開催される。
 青空を背景に、緑の葉から透き通った薄桃色の大きな花が至る所から顔をのぞかせている。まるで巨大なお盆にハスの花を敷き詰めたようだ。
 道路や周囲からも見ることができるが、期間限定で運航される小型遊覧船に乗って、間近でハスを見ることもできる。
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2007/7/10


宮島沼 Miyajima-numa 

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 北海道中央部を流れ、豊かな水量を誇る石狩川中流域に位置する美唄市。「宮島沼」は同市の西端に位置し、周囲2・7km、面積はわずかに30ヘクタールの広さ程である。
 しかし、国の天然記念物であるマガンが日本で一番多く飛来する土地として知られている。その数は6万羽以上と言われ、夜が明ける頃に一斉に飛び立つ様は圧巻の一言である。宮島沼はロシア極東生まれのマガンにとって、越冬の為の大事な中継地になっており、春と秋にその多くが集り羽を休めていくのだ。
 沼の氷が徐々に溶け出す4月初旬は、マガンだけでなくハクチョウなども訪れ、美しい花々も芽吹いてくるので、一年で最も賑やかな時期になる。
 2002年11月、国内では13番目となるラムサール条約に湿地登録され、市民だけでなく国も保全を行っている。
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2007/6/26


稚内 大沼 Wakkanai Oo-numa 

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 稚内(わっかない)にある大沼(おおぬま)は、北海道稚内市中北部にある周囲約10km、最深1.5mの沼である。
 アイヌ語ではウグイの沼を意味するシュプントウと呼ばれている。
 数年前には一羽の白鳥もいなかったが、今では数千羽の白鳥がくる場所として有名になった。
 沼の近くに住む漁師が、白鳥とふれあう中で生きものを愛し、みんなに自然を大切にする心が育ってほしいとの願いをこめて、白鳥を呼び寄せる事を決意した。氷割り、鳴き声、おとりのダミー、白鳥の凧など、さまざまな方法を試し、苦労と努力の結果、ようやく今日のように定着してきた。
 白鳥のほかマガン、アオサギ、オオワシなど通年100種以上の野鳥が観察でき、またミズバショウをはじめ季節毎に色とりどりの花が目を楽しませてくれる。
 稚内の大沼は、道内有数のバードウォッチングスポットである。
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2007/6/18


ウトナイ湖 Utonai-ko Lake Utonai

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 北海道苫小牧市の東部に位置し、マガンやハクチョウの集団飛来地として知られている淡水の「ウトナイ湖」は、250種類を超える鳥類が確認されていて、野鳥の楽園や動植物の宝庫と言われている。  美々川をはじめトキサタマップなどの清流が注ぎ込む湖は、周囲9km、面積275ヘクタール、平均水深60cmと、周辺に広がる湿地や沼などの中で一番大きな湖である。四季折々の自然や野鳥との触れ合いが楽しめる為、バードウォッチングや自然観察を目的に訪れる人が多い。
 1981年、湖周辺の510ヘクタールの範囲が日本野鳥の会によって日本初のバードサンクチュアリに指定され、翌年には国指定鳥獣保護区特別地区にも定められた。
 国際的に重要な湿地及びそこに生息する動植物の保全を進める事を目的に定められたラムサール条約に、1991年、ウトナイ湖も日本を代表する水鳥の中継地として国内で4番目に登録され、渡り鳥をはじめ他の鳥獣も保護されている。
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2007/5/24


石狩川 Ishikari-gawa 

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 「石狩川(いしかりがわ)」は、その源を大雪山系の石狩岳に発する。渓流を集めながら層雲峡の渓谷を流下し、上川盆地に至り、様々な支流を集めて石狩平野に入り、さらに多くの支流を集めて日本海に注ぐ。流域面積は全国第2位、本流の長さは全国第3位の、わが国屈指の大河だ。
 石狩川流域には、大雪山国立公園や支笏洞爺国立公園をはじめとする雄大な自然景観が広がる。層雲峡など山間渓谷美に富んだ清流、鮭が登る千歳川・豊平川、マガン、渡り鳥の重要な中継地となる宮島沼など、壮大で豊かな景勝に恵まれている。平成十三年には北海道遺産に選定された。
 石狩川が何万年もかけて築いた自然の景観。その、刻一刻と変化してゆく自然の姿は、北海道の大地の恵みである。
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