NIPPON Kichi - 日本吉

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2008/8/13


高機 Takahata 

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 高機(たかはた)は、日本に伝わる手機織のひとつである。
 織手の座る位置が、最も原始的な織機である居坐機(いざりばた)より高くなっている構造の手織機で、腰板に腰掛け、足で踏み木を踏んで綜絖(そうこう)を上下させて織る。
 地機(じばた)より丈が高く、構造・機能の進歩した織機で、錦・綾などを織るのに用いる。別名・大和機(やまとばた)とも言われる。
 居坐機と異なり、経糸(たていと)が機に固定されているため、体を前後に動かして糸の張りを調節する必要がなくなった。従って、地合が均一したものが織られるようになり、能率も高くなった。
 平織はもちろん、紋織りや高度な錦を織ることもできた。織る速度は普通の人は2日で1反、達人は1日で1反織ったと言われる。
 高機は、弥生時代には使用されていたという伝統の手織機である。
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2008/7/30


経錦 Tate-nishiki 

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 錦とは経糸(たていと)ないし緯糸(よこいと)に、二色以上の色糸を使って文様を出した華やかな織物を呼ぶ。経錦(たてにしき)も錦の一種であり、二色以上の経糸を一組として裏表を交互に織り出していく手法である。
 錦の中で最も古い歴史を持ち、およそ千二百年前にはすでに織られていたといわれているが、その発祥は今だ定かではない。
 本来は経と緯の糸を両方用いて模様を出していくが、この経錦では、文字通り経糸のみで模様を紡ぎ出す。しかし、色数の多い複雑な紋様を織るには経糸の数を増やさなければならず、その分作業に手間がかかり、配色にも限界がある。そのため、ほとんどの経錦が二重経で織り込まれたものであるが、中には四重経や六重経などの驚くべき技法によるものもある。
 また、単調になりがちな配色に変化をつけるために、地の部分をあらかじめ縞模様にするなど、趣向を凝らすことも多い。
 こうした気の遠くなるような作業を繰り返して完成した生地は、羽織る人に何重もの喜びをもたらす至高の一反となる。
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2007/5/29


群馬 照葉峡 Gunma Teriha-kyou Teriha Gorge

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 群馬の照葉峡(てりはきょう)は、群馬県利根郡みなかみ町にある渓谷である。
 俳人・水原秋桜子命名の11の滝があり、それぞれ、ひぐらし・木の実・時雨・不断・つづみ・木精・翡翠・山彦・白龍・岩魚・潜龍と、秋桜子らしい美しい名前が付けられている。
 それぞれが異なった優美さを持ち、なかでも「つづみの滝」の紅葉は圧巻である。
 湯の小屋川の上流に続く渓谷で、新緑の季節はもちろん、秋には渓流沿いの木々が絵画のように紅葉する中を滝が落ち、赤や黄の鮮やかな錦模様を織りなすその景観は「美しい」の一言に尽きる。
 渓谷沿いを歩いて全部回っても1時間とかからず、ゆったり森林浴が出来る、知られざる名所といえる。
 照葉峡は、紅葉の美しい、秘境の趣がある景勝地である。
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2007/4/2


大窪渓谷 Ookubo-keikoku 

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 大窪渓谷(おおくぼけいこく)は、岩手県大船渡市三陸町吉浜にある景勝地である。
 大窪渓谷は、大窪山の豊かな緑と清らかな流れが調和した渓谷で、夏の深緑や、秋の紅葉期は特に絶景となる。
 自然散策やハイキングにも最適のコースであり、イワナも釣る事が出来る。
 三陸和牛の放牧場が広がるこの辺りは、ドライビングコースとして、またレクリエーションを楽しむ行楽の場としても人気を呼んでおり、人によって色々な楽しみ方が出来る場所である。
 耳を澄ませば小鳥がさえずり、動物や昆虫がひょっこり姿を見せる、自然豊かなエリアで、澄んだ空気をごちそうにのんびり歩くのもまた一興。
 大窪渓谷は、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々の豊かな彩りを見せる、名勝である。
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2006/12/15


金箔 Kinpaku Gold Leaf

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  日本の金箔は99%以上が石川県金沢市で製造される。箔打ちに適した水質と気候のよさ、輪島など、仏壇や漆器で金箔を大量に消費する産地が近いことによる。金箔の厚さは約1万分の1ないし2ミリメートル。向こう側が透けて見えるほど薄い。十円硬貨大の金を畳一畳の広さにまで打ち延ばすことが可能。しかも均一に平らで穴のないことが要求される。
 明治31年創業の今井金箔は、全国で唯一の直工場を持つ金箔の総合産元商社。金箔そのものの美しさを追求し、後世に残る技術を伝承している。各種金箔の他、銀箔、プラチナ箔、食用金箔なども扱う。もっと身近に金箔をと、その普及にも努める。
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鹿島錦 Kashima-nishiki Kashima Nishiki (brocade)

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 鹿島錦は、佐賀県鹿島に代々伝わる織物。繊細で華麗な幾何学的文様が美しい。
 始まりは江戸時代後期に遡る。鹿島鍋島藩主夫人が病で床についていた時、天井の網代組を見て、これを発案したのだとか。始めは、佐賀、小城、鹿島などの武家の子女の手習いとして織り伝えられた。次第に工夫改良され、今日の方法が確立した。
 鹿島錦は、横糸に絹を、縦糸は楮(こうぞ)の紙に金箔を貼り、細く裂いたものを使って織り込む。一本の糸を綾織りしながら紋様を浮かび上がらせる気の遠くなるような緻密で繊細な技は、得もいわれぬ美しい織物となって完成する。
 明治時代にはイギリスで開催された日英博覧会で絶賛され、以後、日本手芸の極致として海外でも高く評価されることとなった。
 この日英博覧会出展をきっかけに鹿島錦は佐賀錦という名で知られるようになったが、今でも鹿島で織られる錦は鹿島錦と呼ばれている。
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2006/11/29


姫だるま Hime-daruma Hime Dharma (princess Dharma)

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 姫だるまは、愛媛県松山市に古くから伝わる名産品。丸い形とふさふさとした黒髪が愛らしい。
 歴史は古く、4世紀後半にはじまる。仲哀天皇と神功皇后が伊予の地に立ち寄り、道後温泉の石湯に入浴された。その効能のおかげか、月が満ちて応神天皇が生まれ、この湯を「湯月」と呼ぶようになったという。この逸話から、神功皇后のご懐妊の姿を表したものが、姫だるまの由来とされている。現代では安産を祈願する意味合いを込めて、夫婦一対のものも多く見られる。
 当初は桐の木で作られたものがはじまりと言われるが、紙張子などに作りかえられ、現在のかたちで親しまれている。子どもがもて遊ぶと健やかに育ち、病人が飾ると起き上がりが早くなると云われ、また商売繁盛を祈る縁起物として今でも多く愛されている。
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いろは坂 Iroha-zaka Irohazaka Winding Road

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 いろは坂は、栃木県日光市馬返から中禅寺湖にある九十九折の坂道。「日本の道百選」にも選ばれている。中禅寺湖や日光湯元などの奥日光へ行くアプローチルートでもある。
 登りが第二、下りが第一の一方通行の道で、上下合わせて48ヶ所のヘアピンカーブがある。各々のカーブには「いろは・・・」の文字板が順に建てられている。
 古くは男体山や中禅寺湖への登拝者が通っていた道であった。明治初期まで奥日光は「女人牛馬禁制」で女性・牛馬は坂を登れなかったという。そのため入り口は「馬返し」と呼ばれ、女性が男体山を拝んで引き返した場所には「女人堂」が残っている。
 絶景が続くいろは坂。春はヤシオツツジ、秋は紅葉が美しい。第二の明智平からは、男体山や華厳の滝、中禅寺湖を一望できる。
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