NIPPON Kichi - 日本吉

2007/8/13

三明寺 三重塔 Sanmyou-ji Sanjuu-no-tou Three-story Pagoda at Sanmyoji Temple

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 三明寺(さんみょうじ)は、八世紀初めに創建されたと言われ、本堂には弁財天が祀られている。源平の争乱のころ、源義仲に味方した三明寺の僧・望月忠源(もちづきちゅうげん)は源範頼の軍と戦って敗れ、その後範頼が三河国守となった際に家臣河合五郎に寺を焼き払わせたため寺は荒廃。しかし、世紀末に後醍醐天皇の皇子である無文禅師により再興された。
 三明寺三重塔は享禄四(1531)年に建立されたもの。高さは15メートルと小さいながらも、優れた名塔として有名。一・ニ層が日本風の和様、三層が中国から伝わる唐様(からよう)の両方を兼ね備えた折衷様の建築様式である。当時の建築は、地方によって違いのあるものが造られ、室町末期の建築を知る上で重要とされる建物となっている。この三重塔は弁財天を納める宮殿(ぐうでん)とともに国の重要文化財に指定されている。

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住所
442-0033 愛知県豊川市豊川町波通37
名前
三明寺
電話
0533-86-9661




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